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2005/03/17 THU(No.698)




 つい3日前に800万画素級のコンデジが欲しいと書いたら、お散歩ネットの会員の方が1台譲ってくださった。各社の製品をいろいろ比較してみて、一番使い勝手がいいと思っていたオリンパちゃんの製品である。ほぼ新品に近いものが、市場価格の約半額、しかも、フード、ハンドストラップ、予備バッテリー付きだ。保証書もまだ有効。今日届いたので、雨が降っていたけれど梅林公園に出かけていってテスト撮影をした。
 ついこないだまで同じカメディアのC-4100を使っていたので、操作感覚は指がまだ完璧に覚えている。さすがにコンデジで一時代を築いたオリンパだけあって、撮影者の使い勝手を優先した作りになっているのがいい。絞りや露出補正といった、ほとんど1枚ごとに設定をいじる項目はかならずワンタッチでできるようになっているし、その他にも2項目、カスタムでワンタッチ操作ができるように登録しておくことができる。感度とマクロ起動を登録したら、他のボタンはなくてもいいようなもんだ。
 画像はRAW、TIFF、JPEGの3形式から選ぶことができる。もちろん、RAW+JPEGもOK。ただ、ファイルサイズがでかいので、これだと1GBのCFに60枚ちょっとしか記録できない。予備メディア必携だね。


【使えるワザ】
 ワイドズームと謳ってあるだけあって、焦点距離はフィルム換算で28-140mm、眼デジで愛用している28-135mmのISレンズとほぼ同じというのがいい。望遠端がどの程度を切り取ってくれるかが直感的に分かるからだ。最小絞りがF8までしかない点(C-4100はF11まであった)と、ズーミングモーターの反応速度が速すぎて、ちょうどいい画角のところでピタリと止めにくい点(パワーショットは2段階のスピード加減ができる)がやや不満だが、解像度や発色にはなんら問題はない。まだ、高感度撮影時、長時間露光時のノイズ性能などは不明だけれど、C-4100にはなかったノイズリダクション機能が搭載されているので、テストするのが楽しみだ。
 また、コンデジはほとんど広角端35mmなのに、それが28mmまで広がったというのは大きい。35mmと28mmの差は、数字が示す以上に大きいものなのだ。手ブレ補正は付いていないけれど、中望遠までのカメラでは必要ないだろう。
 どうだい、この落ち着きのある渋い発色!背景のボケも文句なしに綺麗だ。合焦性能もFZ10と比べたら雲泥の差。いいカメラだわ。
 いやあ、しかし、今年に入ってこれで3台目である。早いとこ原稿を書いて印税でも貰わないと干上がってしまいそうだ。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C-8080WZ
撮影日 05/03/17 14:39
ISO感度 64
絞り F3.2
シャッター 1/100
露出補正値 0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 23.4mm
(35mm換算)(92mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

by osampodigicame001 | 2005-03-17 21:51
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