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2005/05/01 SUN(No.743)

藤薫る



 2時間しか眠っていないのに鬼嫁に叩き起こされた。ああ、そうだった、今日から4日間、ヤツは酒田に帰省するんだった。眠たいけど嬉しい。喜んでお送り申し上げた。岩槻の駅までだからほんの15分だ。ヤツはそこから大宮に出て新幹線に乗る。運転中にゴン太から電話があった。
 早朝なので食べるところは開いてないだろうなと思ったが、帰り道で24時間営業のファミレスを見つけた。モーニングセットみたいなものとコーヒーを飲みながら、新聞を読んだ。こういう、食べながら新聞が読める境遇というのがなによりだ。家でそんなことをやろうものなら、食べかけだろうがなんだろうが、さっさとお皿を片付けられてしまう。1時間もかけてゆっくり朝食。ああ、なんて贅沢な朝だろう!ついでに岩槻公園に寄って、膝が痛いのを堪えながら30分ほど散歩してきた。
 そうそう、ゴン太からの電話だ。明日行く予定の山形・朝日町の棚田にゴン太とsasaくんが下見に行き、その現場からだった。なんと、一昨日の強風で花が全部吹き飛ばされてしまっているという。すごい風が吹いたらしい。携帯画像を送ってもらったけれど、確かに無残な有様だ。のりおくん、Maxpapaさん、hermesさんの4人ででかけるつもりだったのに、これではしょうがない。泣く泣く中止にした。
 しかし、せっかく出かけるつもりでいたのになにもないではつまらない。益子の陶器市にお魔女が出店しているのでそこを覗いて、金砂郷で蕎麦を食って、駄賃に海浜公園に行くという予定を考えた。あとの3人も異議なし。5時集合が9時集合になったので気分的にもほっとした。うまく行けば真岡鉄道のSLなんてのも可能かもしれない。今から調べてみよう。


【使えるワザ】
 垂れ下がった藤の花の中にカメラを突っ込んで、ノーファインダーでシャッターを切っている。空に抜く構図なので補正はプラス。
 そういえば、1年前だか2年前にも同じような写真を載せたような気がする。まるで進歩していないんだな、ボクは。ついつい同じパターンをやってしまう。でも、そういうパターンの累計をたくさん掌中にしているということは大切なことだと思う。パターンからはみ出せないのなら問題だけど、手の内にいろんな撮り方を持っていると場面場面でいろいろな応用が利くし、第一、いざというときの決め手になるから手ぶらで帰ってくるということがない。
 ノーファインダーなので、ピント位置がどこになるかはカメラ任せ。こういう写真の場合、そもそもパンフォーカスはまったく期待できないので、とにかくどこかにピントが合いさえすればいいのだ。アートっぽい絵を狙っているわけだから、余計なものや余計な色が混じらないように注意すること。藤の淡い紫色だけで画面を覆い尽くすことが肝要だ。そのため、葉っぱや藤棚が入らないところをずいぶん探した。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C8080 WZ
撮影日 05/05/01 08:48
ISO感度 50
絞り F3.5
シャッター 1/100
露出補正値 +2/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 23.4mm
(35mm換算)(90mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

by osampodigicame001 | 2005-05-02 08:06
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