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2005/06/02 THU(No.775)

デジカメ解体新書



 今朝5時まで頑張って追加原稿を仕上げた。これで、書く作業は前書きとあとがきだけになり、なんとか最終段階に近づいたなという実感が湧いてきた。もっとも、校正はまだ初回分が終わっただけで、デザイナー(と鬼の編集者と大鬼の編集長と閻魔の社長)の意向次第ではどう転ぶか分からないのだけれど、今後は終着点がちゃんと見える状態での仕事になるから、ストレスという点では段違いに易しくなるに違いない。
 などと書いているのは、どうも出版社では逐一このメルマガをチェックしつつ、ボクの働きぶりを監視している気配なので、もしそうなら、こっちとしても受身一方ではなく、たまには攻勢に転じようという腹なのだ。つまり、これ以上のストレスはごめん蒙ると言いたいわけ。
 9時におきて医者に薬を貰いに行き、戻ってからデジカメ分解にとりかかった。デジカメの中身なんて見たことはなかったのでずっと楽しみにしていた仕事だ。でも、いざ分解してみるとなんてことはない、ラジオより簡単なのだった。フィルカメならコンパクから一眼まで、これまでに何度も分解したことがある。一眼なんてのになるとほとんど1日仕事というぐらい細かい、時間のかかる作業になるのだ。ところが、コンデジはほんとあっという間にばらばら。ネジを数ヶ所外すだけで、ものの見事にこうなってしまう。分解した部品を並べてみたが、全然カメラには見えないね。デジカメは電気機器だということを実感したことだった。


【使えるワザ】
 驚いたのは、金属部分がほとんどないこと。写真を撮ったらもう用なしなので捨てようとして分類したら、金属(燃えないゴミ)は微細ネジが15個と、電池ボックスの端子部分だけだった。あとはすべてプラスチックである。もっとも、分解したのはカシオのQVシリーズの1台、かなり昔のデジカメである。今のコンデジなら、多少は金属部分が多いかも知れない。でも、内部構造の基本は同じだろうな。実は、分解用にもう一台入手してある。サンヨーである。明日、時間があったらばらしてみようと思っている。
 ちなみに、この写真だけではどれがなんなのか分かりにくいという人もいるだろうから、主要部品だけを取り出すと下のようになる。上の写真と見比べて、スケール代わりの電池やライターと比較すれば大きさもだいたい見当がつくだろう。
 なお、カメラの分解を自分もやってみようという人にご注意。フラッシュコンデンサーに不用意に触ると感電することがある。それから、いったんばらしたカメラをもう一度組み立てても蘇生するとは限らない、というか、ほとんどおしゃかなので、いらないカメラ以外はばらしたりしないほうがいい。
 撮像素子(CCD)  レンズユニット   ファインダーレンズ
 フラッシュ   コンデンサー



撮影データ
カメラ

PANASONIC
Lumix FZ10
撮影日 05/06/02 12:09
ISO感度 100
絞り F2.8
シャッター 1/13
露出補正値 0
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 13.0mm
(35mm換算)(78mm)
その他 三脚
レタッチソフト チビすな

by osampodigicame001 | 2005-06-03 01:09
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