昨夜は砂名ちゃんと二人、塩釜の日の丸ゴン太邸に泊めていただいた。いつもながら若女将の美味しいご馳走と焼酎に舌鼓を打ちぐっすりと眠った。と言いたいところだけど、深夜、時ならぬ大音響で目が覚めた。雷である。昨日の菅生は終日小雨模様であったが、わずか40キロほど離れた塩釜、気仙沼あたりでは記録的な豪雨が降ったらしい。その余波がまだ続いているのだった。雷の音と同時に、屋根を叩く土砂降りの雨の音が喧しいぐらいに響いてくる。さてさて、この雨、菅生にも降っているのであろうか。 降っていた。8時過ぎに到着してみると、サーキットは言うに及ばず、観客席や駐車場まで泥、泥、また泥の中である。しかも、かなりの勢いでまだ降り続いている。そういう中で決勝戦が始まった。 まさにイメージしていた通りの泥びっちゃんこで、こっちまで興奮してしまうぐらいのしっちゃかめっちゃかな試合が続いたが、写真のほうはお陰でうっしっしであったけれど、写真機までしっちゃかめっちゃかになるとは予想外だった。砂名ちゃんなんかは遠慮して、泥がなるべく飛んでこない位置取りをしていたようだが、こっちはハナから泥だらけ狙いである。できるだけ泥が飛び散るような場所をわざわざ探して、しかも、迫力を得るためにできるだけ近くから撮ろうとする。当然、泥のシャワーを浴びるわけで、ものの1時間もしないうちに服も顔も泥だらけ、カメラは拭う気にもならないぐらいの有様になった。一応、レンズ面だけはその都度拭かなければ次の撮影ができないのでそうしたけれど、本体はそうはいかない。拭けば拭くだけ泥をなすりこむようなものだし、下手をしてダイヤル部分の隙間なんかに塗り込んだりしたら、いくら防滴仕様のマークIIでも内部に泥が侵入しないとも限らない。結局、簡単に泥を落としただけでそのまま続行した。で、今日も1500枚撮った。 【使えるワザ】 流し撮りなんてやっていると、当たりよりハズレが多いなんてことはよくあること、というより、それがしょっちゅうだが、ハズレならばこそ写真になるという場合もたまにはあるので、ダメ画像を削除するときは、それが絵になっているかなっていないかという判断基準も忘れないようにしないと、ただボケ写真だからというだけで削除してしまっては勿体ないということもある。この写真なんかがその一例である。 たまたまカメラの動きと同調したスポークの一部だけがちゃんと写ってしまったが、基本的には失敗した流し撮り写真である。しかし、全体的にブレブレになっているお陰で、泥仕合の泥仕合たる印象が描写できた。もちろん、狙ってこういうふうにしたわけじゃなく、あくまで失敗したのではあるけれども、失敗写真=ダメ写真とは必ずしも言えないところが写真の面白いところだ。でも、念のために言っておくけど、だからといって失敗してもいいと言ってるわけじゃないよ。できるだけ失敗しないようにワザを磨くことは大切!開き直っちゃいけません。 カメラ CANON EOS1D MarkII EF 28-135mm IS USM 撮影日 05/10/23 13:10 ISO感度 125 絞り F13.0 シャッター 1/25 露出補正値 -2/3 WB 屋外 露光方式 絞り優先AE 測光方式 評価測光 合焦方式 スポットAF 焦点距離 120mm (35mm換算 156mm) その他 手持ち撮影 レタッチソフト ちびスナ
by osampodigicame001
| 2005-10-24 18:18
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