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2005/11/13 SUN(No.939)

あれはなんだ!



 マンション連合会が主催するセミナーがあった。午前中は、そのための資料を取り揃えたり、会計関連の帳簿を整えたり、息つく間もない忙しさだったが、会場に入ってしまえば、あとは自然な流れに身を任せておけばいいので楽なもんだ。連合会も発足して1年、セミナーの開催回数も今回で4回目になるから、運営で戸惑うようなことはなくなった。
 今日のテーマは、一つはエレベーターのリニューアルとメンテナンス、もう一つは給水管の更新、延命工法。それぞれに専門家を講師としてお呼びし、質疑応答を交えながら3時間、たっぷりと勉強させていただいた。一番最後になって、主催者の締めの挨拶をいきなり振られたときはちょっと慌てたけれど、まあ、セミナー進行中はただ写真を撮っていればいいだけなのでしんどいことはなにもない。ただ、いつもは着慣れないブレザーでえらく肩が凝るし、数ヶ月に一度しか履かない革靴で足は痛いし、つくづくまともな人間には戻れないということを自覚させられた。
 終了後、ちょっと時期尚早ではあるけれど、反省会、懇親会を兼ねた忘年会に突入。普段は月に一回だけの会議でしか話す機会がない他のマンションの理事長さんたちと、胸襟を開いておしゃべりできる。マンションの形態や歴史は違うけれど、みな管理組合の運営で背負っている苦労は同じである。話している中で、いろんなヒントをいただける場合もあるし、なにより、苦労しているのは自分だけじゃないという仲間意識が自然と芽生えてくるのが嬉しい。お散歩ネットでもそうだが、やっぱり、一つの組織を生かすも殺すも、その基本になるのは人間関係なのだ。


【使えるワザ】
 10分間の休憩時間に撮った1枚である。
 ついこないだまでは、市民会館も各階に喫煙スペースが用意されていたのに、3ヶ月ぶりに行ってみたらそのスペースが完全撤去され、館内くまなく禁煙ということになっていた。タバコを吸うときはわざわざ1階まで降りて、外に出なければならない。都心のオフィスビルなんかでは、ボクがサラリーマンをやっていた頃にもそういうビルが多かったが、それがこんな田舎にもそれが波及してきたわけだ。
 わが国の喫煙人口が何千万人いるか知りはしないけれど、どうも、そういう人々の人権は考慮の価値なしというのが最近の風潮のようだ。政府は、喫煙を一種の薬物依存症という位置づけにして、禁煙治療に健保を適用する腹づもりらしいが、病気という位置づけにするなら、その病気に罹っているボクみたいな人間を隔離するという風潮は、らい病患者を隔離していた政策と同根じゃないかと思う。喫煙スペースで吸っている限りは、煙が非喫煙者を犯す恐れはないわけだから、なにも、「出てけ!」とまで叫ぶ必要はないんじゃないかな。匂いが気に入らないというなら、ボクなんか、電車の中の女性の香水の匂いが死ぬほど嫌いだ。そこまで非喫煙者の言い分を取り上げ、喫煙者を差別するこたぁないだろ・・・・などとつぶやきながら撮った1枚である(笑)。
 セミナー会場で撮影していたカメラを、その辺に置きっぱなしにするわけにいかないから持って出ただけで、目的はタバコ一筋である。したがって、設定は室内撮りのままになっている。望遠の手持ちだからといって、なにも、1/2000秒までは必要じゃない。


撮影データ
カメラ

CANON EOS20D
Tamron 28-300mm Macro
撮影日 05/11/13 13:50
ISO感度 400
絞り F6.3
シャッター 1/2000
露出補正値 -1/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 300mm
(35mm換算 480mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

by osampodigicame001 | 2005-11-13 22:52
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