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2006/01/10 TUE(No.997)

一瞬の晴れ間



 昨夜、ボクは零時には寝てしまったが、他のメンバーは2時まで盛り上がっていたらしい。夜中の星空にもかかわらず、天気予報は曇りと断言していたので、こういうときの早起きは体に毒である。ゆっくりと寝て、のんびりと朝飯を食べた。アオサの味噌汁が絶品。幸い、生卵はついていなかった(笑)。
 海は今朝も凪。宿のご主人が、凪の日には解禁の午前10時まで、集落の人々が岩場で岩海苔採りをやっていると教えてくれたので、宿のすぐ前でその様子を見せていただいた。岩場といっても海水浴場のコンクリート階段である。写真にはちょっと不向きだ。しばらく見物した後、車3台を連ねて岩室村の夏井集落に向かう。何度かハサ木の撮影に訪れたところだが、冬場の取材は始めてである。途中で雪になり、おまけに雷まで轟き出した。道路には見る見るうちに雪が積もるので、走りにくくてしょうがない。いくら冬タイヤを履いているとは言え、四駆じゃない車ではスピード出したらお陀仏である。60キロほどの行程に2時間かかった。
 夏井では雪があられに変わり、おまけに弥彦山の方角から立っていられないぐらいの強風が吹きつけてくる。あられが顔に当たるとめっちゃ痛いのでしばらく駐車場で待機し、止むのを待って撮影した。あられは止んだが風は相変わらず強く、体ごと揺さぶられる感じだ。ファインダーを覗くと風に煽られたカメラがぶるぶる震えているのが分る。手ブレが怖いので絞り込むことができず、広角での撮影が主体になった。
 写真は、上空に青空が覗いたほんの一瞬の撮影。背景に集落などの建物が入るのを避けるために、田んぼの積雪の中を走って撮影位置を探した。強風の上に息を切らしているので手ブレが心配だったが、なんとか助かったみたいだ。ハサ木そのものが主役ではないので、寂しげな感じが強く出る構図にしてある。右上に撮像素子のゴミが写ってしまっている。レタッチで消せば簡単だが、あえてそのまま掲載する。こういうのが出たらメンテに出せという例である。
 午後4時まで撮影。さすがに今日は夕陽は望み過ぎというものだろう。近所の温泉で冷えた体を温め、暗くなった頃解散した。
 関越の夜道は吹雪。関越トンネルに入る直前までずっと50キロの速度制限がかかっていた。雨のときの速度制限なら多少のスピードオーバーはなんでもないが、路面がつるつるぐちょぐちょでは無謀もいいところだ。しかも、降雪で前方がよく見えない。ところによっては時速30キロもやっとというのろのろ運転でやっと帰宅した。


撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM
撮影日 06/01/10 14:56
ISO感度 100
絞り F5.6
シャッター 1/1000
露出補正値 -2/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 28mm
(35mm換算 36mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ


おまけ

1.


2.


3.

by osampodigicame001 | 2006-01-11 19:27
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