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2005/02/27 SUN(No.680)

陽だまり

 セミナーが予定より早く終わったので、まだ陽が高いうちに開放された。やれやれである。月曜日に北海道から戻って以来、なんだかずっと書類仕事にかかりっ切りだったような気がしていたので、ほんとにほっとした。もっとも、一段落したら別の書類仕事、本業の原稿書きと税金の申告が待っているわけで、気は楽になったけれども体が休まる暇はなさそうだ。1週間もお茶濁しの写真しか撮れない日が続くと、心なしか体調までおかしくなるような気になる。あと1ヶ月の辛抱・・・とは思うけれど、3月は2回ぐらいは松之山に行きたいし・・・。
 昨夕は、今日のセミナーで使うレジュメのコピーで2時間もコンビニのコピー機を占領していた。管理事務所が訳ありで使えなかったからだ。1800枚もコピーを取ったら抱えきれないぐらいの量になった。コンビニのおねーちゃんが親切にカゴを貸してくれたので、セミナー終了と同時にそれを返却しに行った。そしたら、コンビニの経営者がわざわざ裏から顔を出して、えらく丁寧に礼を言われてしまった。おまけで置いてあるようなコピー機で18000円も売り上げたのがよほど嬉しかったのだろう。悪い気はしないね。
 ところで、マンションの花見が3月最終日曜日に決定した。今年の桜は、ボクの予感ではかなり早くなりそうなので、悪くすると3月末でも葉桜ということになる可能性もあるが、スケジュール決定をそうそう先延ばしにするわけにはいかないので、こうなったら「えいやっ!」で決めてしまうしかない。ま、葉桜でも何でも、とにかく、餅つきができて酒が飲めれば文句をいう人はいない。
 お散歩ネットの東京支部ができることになって、その結成総会兼ミニ撮影会の日程をのりおくんやhanaちゃんが考えてくれている。3月中には本も脱稿するはずだし、花見も月内に終わるので、4月ならボクは第2週、第3週はフリーの予定。この辺で決めてくれると助かるな。

【使えるワザ】
 コンビニのすぐ近くが梅園なので、今日もわずかの間だけど新しいコンデジのテスト撮影をした。その後、鬼嫁と晩メシを食べに行ったついでに、夜景のテスト。今日も50枚ぐらい撮った。
 昨日も述べたが、FZ10は設定の変更をするのがいちいち面倒くさい。絞りを変えるなんてことは、シャッターボタンを押す回数と同じだけやる操作なのに、いちいち2つのボタンを押さないといけない。露出補正も2回。感度の変更に至っては3回である。ま、感度の変更はしょっちゅうやっていなければならない操作じゃないからまだ許せるけれど、絞りと露出補正はこれじゃ困る。1枚の写真を撮るために、スイッチを入れた後、まず絞りを変更するために2回の操作、露出補正をするために2回の操作、ようやくシャッターが切れるときには被写体はいなくなってるよ。
 AFの精度はなかなかいい。この写真は、手前にある梅の木の向こう側の被写体にオートフォーカスしているものだが、手前の枝に惑わされることなくピタリとピントが決まった。ファインダー像は小さいのが玉瑕だがけっこうクリアに見える。キャノンのパワーショットよりこっちの方が見やすい。
 FZ10の売りの一つがマニュアルフォーカスと連写だが、それはまだテストしていないので、明日あたりやってみようと思っている。なんで、たかが家電メーカーのコンデジにこれほどご執心なのか・・・ケムンパスちゃんとの提携によって出てくる眼デジに期待しているからだ。両社のいいとこ取りで出てきたらいいな。悪いとこ取りだったら史上最悪の眼デジになる。


撮影データ
カメラ

PANASONIC
Lumix DMC-FZ10
撮影日 05/02/27 16:45
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/100
露出補正値 -2/3
WB 日光
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 72mm
(35mm換算)(432mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-28 00:46

2005/02/26 SAT(No.679)

梅園にて


 カメラが1台加わった。パナソニックのFZ10である。FZ20が出たために型落ちになった機種だが、どうも、ちまたの噂では20より10の方が評価が高いらしい。詳しいことは分からないけれど、普通、型落ちした機種というのは急速に価格が下がるものなのに、このFZ10に関する限りは、その下がり方があまり目立たないのだ。いつもの、店長泣かせのカメラ屋でも、まだ49800円なんて値札がついている。「現品限り」という売り物なのに、である。こないだ店長に交渉して、なんとか4万円を切る値段が出ないかと粘ってみたが、「勘弁してくださいよ~」であった。
 そのFZ10、さすがに型落ちだけあってネットオークションにはけっこう出てくる。それを、ダメ元で丹念に入札していたら、どうしたわけか、33500円で落札してしまった。かれこれ10台ほどの落札結果を見てきていたので、その平均価格(39000円強)と比べるとずいぶん安く落札したことになる。しかも、中古ではなく(保証書付きの)新品だ。使いもしないカメラポーチまでおまけに付いてきた。
 しかし、今日は死ぬほど忙しかった。明日のマンション連合会セミナーの準備があるし、夕方からは管理組合の理事会だし、届いたカメラのテスト撮影もしたいし・・・というわけで、さっき、午後10時を回ってやっと夕食にありつく始末だった。まだ、山ほど仕事が残っている。

【使えるワザ】
 忙しいので後回しでもいいようなもんだけど、届いたからには写してみたい。今晩は徹夜覚悟で、梅園に行って50枚ばかり撮影してきた。テスト撮影だから被写体はなんでもいい。とにかく、露出傾向と発色の癖、それに操作手順のおさらいができればいい。
 まだ50枚程度のテストなので結論を出すには早過ぎるが、予想にたがわず発色はいかにも家電メーカーである。とにかく彩度が高い。特に、赤の発色がどぎつくて、紅梅などは色飽和ぎりぎりという感じに写る。
 露出傾向は比較的いいと感じた。補正ゼロで写したコマで、明るすぎて使い物にならんというコマは半分以下だ。感覚的には常時設定値は-1/3でいいように思う。他のコンデジがすべて-2/3を標準にして使っているのに比べれば、かなりましだ。
 操作性に大きな問題はなし。12倍ズームの全域でF2.8なのに、最小絞りがF8というのがちょっと問題だし、絞りの設定や露出補正がワンステップでできず、ツーステップの操作が必要な点が気になったけど、その他は特に気になる点はなかった。ま、33500円では文句は言えないね。
 この写真は補正ゼロで撮っている。影を見れば分かるように順光での日向の撮影だが、ヒストグラムで見る限りでは、左側の女性の服が白飛びしている程度で済んでいる。白い雲の階調が残っているのは上出来だと言うべきだろう。しかし、色のどぎつさは一体なんだ。カラーじゃ使えないね。モノクロ専用機にするかな。


撮影データ
カメラ

PANASONIC
Lumix DMC-FZ10
撮影日 05/02/26 15:32
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/320
露出補正値 0
WB 日光
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 6.0mm
(35mm換算)(36mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-27 11:33

2005/02/25 FRI(No.678)

深夜のお帰り


 市役所に印鑑証明を取りに行ったついでに久伊豆神社に寄ってみた。昨夜降った雪はほとんどが午前中に溶けてしまい、日陰になった薮の部分に残っているだけだ。参道はどろどろにぬかるんでいる。
 その薮の中から「みゃー」というか細い鳴き声がするので近寄ってみたら、ダンボールの中で子猫が2匹震えていた。だれかが捨てていったみたいだ。まだ目も開いていない。この寒空に災難もいいところだけど、ボクが拾って帰るわけにはいかない。こういうときは辛いね。見つけなきゃ良かったと思うもんね。
 しかし、世の中にはむごいことをする人がいるもんだ。うちのマンション構内にも誰かが捨てていったと思われるネコが3匹お住まいだけど、管理組合がちゃんと去勢手術を施し、給餌当番も決めて世話をしている。こういう方針が決まる以前は、多いときで7、8匹はいたんだが、お陰でずいぶん数が減ってきた。ペットブームはいいけど、ちゃんと面倒が見られない人までそのブームに安易に乗っかり、そのツケはアカの他人に回ってくる。神社の捨てネコもツケを払ってやろうという善良な他人が現れればいいが、そうじゃなければじきに死んでしまうに違いない。
 原稿書きでずっと書斎にこもっていると、たまにベランダに出て外の空気(と煙)を吸うときだけが外界と接触する唯一の機会になる。たとえ市役所であっても、外出する用事があるとほっとするもんだ。でも、ほっとしたついでに神社になんか寄ったのが間違い。今日は人間が嫌いになった一日だった。

【使えるワザ】
 雪国の人が聞いたら怒るかもしれないけれど、雪ってのはなかなかいいね。見慣れた風景がまったく違ったものに見えるし、第一、しんしんと降っているときの静けさが好きだ。夜の雪なら文句なし。
 というわけで、ベランダから写真を撮った。マンションの単なる構内写真では記録写真にしかならないが、ちょうどどっかの部屋のご主人がご帰宅あそばされたときだったので絵になった。というのは、タクシーのヘッドライトとテールライトに照らされた部分が着色されたからだ。
 マンションの窓から漏れる明かりはほとんどが蛍光灯である。したがって、ホワイトバランスを晴天や曇天にしていると雪面は緑色に写る。この写真ではオートなのでそうはなっていないが、逆に、入口の白熱灯で照らされた部分は赤被りになった。どらの設定にするかは好き好き、気分次第でいい。
 デジカメが主流になって、見た目と同じに写るということが大切だという風潮が写真界の主流になりつつあるけれど、見た目と違う写り方をしたからといってそれが失敗だと決め付ける必要はないのだ。蛍光灯の緑被りは、それはそれで冷たい感じを強調するには持ってこいだし、白熱灯の赤被りだって、暖かさを表現するには好都合だ。要は、自分が抱いたイメージが他人にも伝わることが大切であって、その表現方法としてホワイトバランスというものがあると考えればいい。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/25 00:15
ISO感度 400
絞り F2.8
シャッター 1/10
露出補正値 -2/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 7.9mm
(35mm換算)(50mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-27 11:29

2005/02/24 THU(No.677)

滲む灯り


 午後から出かけた鬼嫁から携帯に電話が入った。池袋の芸術劇場前からだという。以前から、村治佳織のギターと川井郁子のバイオリン、それに春風亭小朝の司会というコンサートに行くといって楽しみにしていたのに、いざ行ってみたら、んなものやってないというのだ。「ねー、どーして?」なんてボクに聞くな。聞かれても知るわけがない。カレンダーを見てみたら、ちゃんと今日のところに予定が書き込んである。で、いったん電話を切ってネットで調べて差し上げたら、なーんと、そのコンサートの日付けは1月24日、ちょうど1ヶ月前であった。
 ったく、アホちゃうか!と思ったけれども、そんなことを言うと仕返しが怖いので、「勘違いだよ」と教えてあげた。しかし、現実はアホだ。どうして我が家ではアホが実権を握っていて、賢いボクが奴隷の地位に甘んじていなければならないのか・・・、人生は矛盾だらけだとは知っているが、それにしてもねぇ。
 ところで、マンションのリース契約でボクの個人保証が必要だというので印鑑証明を取りに行かなくてはならない。松之山米がなくなったので、買っておいた玄米を精米してもらいに行くついでに市役所に寄ろうと思って印鑑登録証を探したが見つからない。あちこちひっくりかえして、かれこれ1時間ほども探したのに出てこない。どこにお隠れになったのだろう?不思議だなぁ。ま、そのうち見つかるだろうと思って今日のところは諦めたら、諦めた途端にデスクの上から出てきた。書類を手に取ったらその下にあったのだ。思い出した。先週、北海道に発つ前に出しておいたのを忘れていたのだった。わっはっは、ボクもアホだわ。

【使えるワザ】
 夜になって雪になった。昨日の春一番がウソみたいだ。寒い。
 精米してもらう間、駐車場の車の中で待っていたら小雨が降り出した。フロントガラスに雨滴の小さな粒が、まるで霧吹きで吹き付けるように落ちてきて、はっきりと見えていたスーパーの灯りがだんだん霞んでくる。
 実は、今日の1枚は寝る前にベランダから撮影してあった。夜明け前の3時半ごろ、例のデジスコを使って満月を撮影したのだ。カメラのモニターで見た限りではけっこう良く写っていたので、てっきりノルマ達成だとタカをくくっていた。
 ところが、パソコンに取り込んでみてがっかり。10枚の画像がすべてブレブレである。大型三脚にがっちりと固定し、タイマーを使ってシャッターを切ったのだから手ブレではない。被写体ブレである。シャッター速度を確認してみたら1/13秒!ブレるはずだ。肉眼ではまったく感じないけれど、天体が動くスピードは実はすごく速いのである。画面の真ん中に配置したはずの月は、タイマーの10秒間に相当ずれる。それだけの速さで動く被写体だから、1/13秒でもブレになってしまうのだ。F値が暗いデジスコでは止めて写すのは無理なようだな。
 というわけで、こんな写真で補った。フロントガラスの雨滴である。けっこう綺麗な絵になるもんだね。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/24 18:23
ISO感度 100
絞り F3.1
シャッター 1/10
露出補正値 -2/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 9.6mm
(35mm換算)(63mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-25 10:05

2005/02/23 WED(No.676)

ネコまたぎの花


 今度の日曜日にマンション連合会のセミナーを開くことになっている。講師は某大手証券会社のお偉いさんとボク。お偉いさんは管理組合の財産運用について話す。億単位の財産を持つマンションも珍しくはないので、4月からのペイオフ対策が急務になっているからだ。ボクの話はマンションの大規模修繕対策。わが町でも築30年というような古いマンションが多くなっているので、一番古いマンションに住んでいるボクが適役だということらしい。
 ということで、今日はそのセミナーの運営打ち合わせ会議。話し合いそのものは夕方からの2時間ほどでOKだったが、その前にいろんな書類を作っておかなくてはならない。専従職ならなんてことはない書類でも、普段は忘れている仕事のことなので思い出しながらやらなくてはならず、出来上がった書類の割には時間がかかった。思いつきで書けてしまうこういうメルマガとは違うのだ。
 昨夜は午前3時過ぎまで留守中のメルマガ配信をやっていた。北海道旅行で疲れていたので、ちょっと長めの睡眠をとろうと思って布団に入ったのに、8時過ぎに起こされた。鬼嫁殿のお出かけである。アッシーくんは辛いね。
 春一番が吹いたそうだ。埼玉はほとんど無風だったけど、えらく暖かい一日だった。いよいよ春だな。「四季のいろどり・冬篇」はそろそろ休眠にして、「春篇」を立ち上げないといけない。

【使えるワザ】
 春らしく白バックである。花の名前は不詳。ネコが寄ってこないハーブだという触れ込みで、3年ほど前に貰った鉢だ。えらく丈夫なハーブで、ベランダに出しっ放しにしてあっても年中生き生きとしている。水やりも適当でいい。あまりかぐわしいとは言えない匂いがあるので家の中では育てにくい。
 花は冬場になると咲く。なんだか不気味な、球根状の花だ。下から1枚ずつめくれて咲いていく。花が咲いていないときも咲いているときも可愛さのかけらもない植物なので捨ててしまってもいいようなものだが、どういうわけか、いつまでもベランダで威張っている。
 背景は模造紙。その模造紙の部分を白く飛ばしてしまうために、露出補正はプラスにする。ボクの写真でプラス補正のものはめったにないから、これは貴重品だよ。
 光源は蛍光灯だけどホワイトバランスをオートにしてあるので色は被らない。注意するのは構図だけ。白バックは視線が背後に抜けやすいので、画面上に視線を留めるための工夫がいる。それに、どう見ても自然の状態には見えないから、アート風、生け花風の見せ方が必要だ。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/23 17:28
ISO感度 100
絞り F3.1
シャッター 1/13
露出補正値 +2/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 12.1mm
(35mm換算)(80mm)
その他 三脚
レタッチソフト チビすな、ViX

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by osampodigicame001 | 2005-02-24 00:44

2005/02/22 TUE(No.675)

紅白


 北海道撮影会の写真整理が終わった午後4時からメルマガの配信作業に着手し、やっと留守中4日分の配信を終えた。日が変わって午前1時、ようやく昨日分である。
 それにしてもこちらは暖かい。鬼嫁は「寒い、寒い」を連発しているので、出かける前と気温はさほど変わっていないようだが、わずか4日間の短期間だったけど、ボクの体はかなり耐寒仕様に変わっていたようだ。基本的に暖房器具というものをほとんど使わない我が家では、綿入れのどてらがボクの必需品だったのだが、今日はとうとう一度も袖を通さなかった。それとも、鬼嫁が単に寒がりなだけで、実のところ気温は着実に春に近づいているのかもしれない。
 4日間の留守中にメールが273通も溜まっていた。うち80通ほどは未承諾広告やら勝手に送られてくるエッチ系メールなどで即座に削除したが、中には少数ではあるけれども仕事関係のものやマンション関係のものがある。返事を出さなきゃいけないものもあるので、これが終わったらやっつけてしまうつもり。いつになったら寝られるのやら・・・。
 原稿書きの催促メールをくれたあやさん、委細承知でございます。が、正直なところ、ほとんど進んでおりません。なんせ、遊びまくっていたものですから・・・。明日はマンション連合会の役員会議なので、その書類作りをやらなきゃいけません。明後日、なにもなければやりたいと思っていますのでご安心ください。

【使えるワザ】
 朝の散歩から帰ってきた鬼嫁が、「梅園の梅がずいぶん咲いてます」と言うので、写真整理の息抜きにちょっと見てきた。歩いていける距離だけど、忙しいので車で行く。往復20分、歩数100歩ほどのお散歩だ。
 梅干用の白加賀という品種の白梅が三分咲きといったところ。この写真の梅は品種が違う観賞用らしい。満開である。紅梅は枯れ始めているので遠景にした。
 背後は宮内庁鴨場の森である。日陰になっているので思い切って露出を詰め、黒く落としている。さもないと木々の枝が汚いボケになってしまって写真を台無しにしてしまう。
 さらに、レタッチソフトでコントラストを上げてある。それによって、露出を切り詰めた分鮮やかさに欠けていた紅白の梅の花の彩度が上がり、浮き立って見えるようになった。本来ならコントラストの調整ではなくレベル補正でやるべきところだが、ウェブ用の画像作りではそれほど神経質になる必要はない。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/22 15:44
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/125
露出補正値 -4/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 58mm
(35mm換算)(380mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな、ViX

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by osampodigicame001 | 2005-02-23 02:34

2005/02/21 MON(No.674)

湯気立つ馬体


 昨夜は再び池田町清見のボーヤファームに戻って宿泊。一昨日はインフルエンザで顔を見せなかった社長夫妻も一緒に、マトン(ラムではない)のしゃぶしゃぶを囲んだ。話に花が咲き、気がつけば零時過ぎ、翌朝も早出なので適当なところでお開きにした。
 またしても4時起き。今日の一発目は昨日も撮影した競馬場の朝運動である。昨日は午前7時からの撮影だったが、今朝はまだ暗いうちからスタートする。ばんばの朝運動は深夜2時、3時から始まるので5時といえばもう終盤なのだが、さすがに深夜には写真は撮れない。
 とにかく、ものすごい迫力である。体重1トンを超える巨大馬が重りを積んだ鉄の橇を引くのである。零下10度に迫ろうかという寒さの中だが、運動する馬体からは汗が滴り落ち、湯気がもうもうと立ち上る。
 ちょうど「輓馬」(原作・鳴海章)という、監督・根岸吉太郎、主演・伊勢谷友介、佐藤浩市の映画撮影がクランクインしたばかりで、その撮影スタッフたちと入り混じりながらの撮影だった。スタッフたちが練習馬場をちょろちょろするので画角の取り方が難しいし、こちらの撮影位置も向こうのカメラアングルに入らない位置を求められるので自由に動き回るというわけには行かなかったが、白々と明けてくる空のグラデーションはこの世のものとは思えないほどの美しさだった。
 7時まで撮影し、音更の十勝牧場に移動。ここで馬たちの屋外運動を撮る。大雪の後の真っ白な走路を、20頭ほどの馬が全力で疾走するのである。北海道ならではのさらさらしたパウダースノーがひずめに蹴散らされてもうもうと立ち上る。橇を引くばんばとは違う迫力である。
 お昼は初日に食べたジンギスカンをもう一度。その後、然別湖の氷上温泉などを見学して、午後4時過ぎの飛行機に乗った。3泊4日の北海道撮影会、この上なく楽しかったし、いい写真がたくさん撮れた。tsubakiさん、tontaさん、お世話になりました。

【使えるワザ】
 練習走路を引くときは、レースで使うものより軽めの橇を使うようだが、それでも、1往復500メートルほどを引くとこうなる。再び走路に出る順番を待つ間に息を整える馬体からはもうもうと湯気が立ち、鼻息もまるで蒸気機関車並みだ。昇ってきた朝日が湯気をオレンジ色に染める。
 完全逆光である。レンズをまっすぐ太陽に向けている。ただし、太陽光が直接レンズに入るのを避けるために、うんとかがんで膝をつき、馬体で太陽の大半を隠している。馬場の地面だからあちこちに馬糞が落ちているし、決して綺麗ではないと思うが、そんなことを言っていては写真は撮れない。必要なら腹ばっても構わないところだ。
 太陽に向かうので露出補正はプラスと思いがちだが、この場合、馬体のディテールはあまり大切ではない。湯気が主役なのだからマイナス補正でいいのだ。ただし、ボクの場合通常設定は-2/3だから、それを基準に考えれば+1/3の補正ということになる。馬体を描写するとしたら+1.0以上の補正が必要なシチュエーションであることは確かなので、必ずしも写真のノウハウ本などに書いてあることが出鱈目とは言わないが、逆光=プラス補正というような紋切り型の覚え方は正しくないということ。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/21 06:40
ISO感度 50
絞り F3.1
シャッター 1/400
露出補正値 -1/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 58mm
(35mm換算)(380mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-23 02:29

2005/02/20 SUN(No.673)

厳冬の野


 昨夜の泊まりは標茶のシロンドー温泉。温泉つきで1泊2食7,000円は安い!ただし、朝は昨日と同じでおにぎり弁当である。なんたって朝が早い。今日も4時起きの4時半出発だ。
 第一目的地は音羽橋のねぐら。運が良ければ橋の上からねぐらで眠るタンチョウが撮影できるという、タンチョウファンの間では超有名なポイントである。
 まだ真っ暗なうちに現地に入り、とりあえず三脚を立てて場所を確保する。でも、次から次にカメラマンがやってくるので、確保した場所は守護していないといつの間にか取られてしまいかねない。実際、観光バスで乗り付けてくる団体などもいて、最終的には100本を超す三脚が狭い橋の上に林立することになった。明るくなってからやってくるようなのんびり屋さんたちは、当然2列目である。
  こうして、寒さ、眠さと戦いながら場所取りしたのだけれど、肝心のタンチョウは300メートルの彼方に(目を凝らせば)見えただけ。約1,000mmの超望遠でやっとこんな画像しか撮れない。野外の動物撮影には運不運は付き物なのだ。観察センターなんかに人々が押しかけるのもむべなるかなである。しかし、給餌場なんかで楽をして撮影してなにが楽しいのかな?こんな画像しか撮れなくても、寒くても、眠くても、こっちの方が百倍楽しいぜ。もっとも、ここのタンチョウも(というより、北海道のタンチョウは全部)人間から餌をもらって生きているんだけどね。餌をやる前に、釧路湿原の開発をやめるという方向に、どうして日本人の考えは向かないのだろう。腹立つね。

【使えるワザ】
 昨夜から北海道人も驚く大雪。景色が一変した。ラジオでは、あちこちの峠で通行止めになったという。
 その雪の中を走り回ってSLを撮影した。普通は上り下りそれぞれワンチャンスの1日2回なのだが、tsubakiさんの下調べと昨日の下見のお陰で「追っかけ」に成功、2回ずつ4回のシャッターチャンスに恵まれた。降りそぼる雪の中の蒸気機関車、願ってもない被写体である。SL撮影は「待つ」のが仕事だけれど、待っている間にだんだん募ってくる興奮がたまらない。病み付きになるわけだね。
 待っている間に撮影した1枚である。いかにも釧路湿原の原野らしい風景写真をついでに撮ろうと思っていたので、願ってもない大雪だったわけだ。
 雪景色=プラス補正という固定観念に縛られていると思わぬ失敗をすることがある。デジカメは基本的に明るめの絵を作るということがあるから、逆光や、特に意図があるとき以外はマイナス補正と思っていたほうが失敗の確率が減るのだ。この場面も、雪原ではあるけれども大雪の中だし、多少暗めの表現の方が冬の厳しさが出る。ボクの場合、-2/3がニュートラルと考えているから、この1枚の補正幅でわずかにプラスということになる。



撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/02/20 13:37
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/400
露出補正値 -1/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 10.3mm
(35mm換算)(67mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-23 02:19

2005/02/19 SAT(No.672)

ドロボー!


 北海道2日目の今日は4時半起床、5時には宿を発ち、昨日の午後撮影した十勝川河畔の白鳥飛来地に向かう。朝霧が立ち込める川の風景や朝日、飛来してくる白鳥の撮影が目的だ。まだほの暗い河畔に到着したのが午前5時20分。
 しかし、天候はどんよりした曇り、しかも寒い!気温は零下13度である。十勝地方ではときに零下20度、30度というようなときもあるので、現地に住むtsubakiさんにとってはこれでもまだ暖かいんだそうだが、ボクらのように東京でぬくぬくと暮らしている人種にとってはもはや寒さを通り越している。厚いダウンのジャケットにオーバーパンツ、耳当て、襟巻き、手袋、足にはタイツ、長靴の中には靴敷きカイロといういでたちでも、手足の指はじきに痺れて感覚がなくなってしまう。おまけに太陽はとうとう顔を出さないし、白鳥さんたちもなかなかやってこない。川霧だけはなかなかいい雰囲気を出してくれたけれど、風景を一通り撮影した後はただ白鳥を待っているだけという1時間だった。
 そうそうに切り上げて帯広市内へ。競馬場でばんえい競馬の撮影である。レースが始まるのは11時なので目的はそれではなく、今日のレースに出場するばんばたちの朝の練習風景を撮るのだ。一般人の立ち入りができない場所なのだが、友人のトメが手を回しておいてくれたので検問所もフリーパスである。ここで、札幌から駆けつけたtontaさんと合流した。
 午後からは阿寒町のタンチョウ観察センター。午後2時の給餌場面が目的である。昨日のメルマガにも書いたが、給餌場なのでタンチョウを被写体にするつもりならバカでも撮れる。そもそもボクは、野生動物を餌付けするということには賛同しかねるという思いを抱いているので、大砲レンズを構えてずらーっと並んだカメラマンたちの気持ちが分からんのだけれど、ま、こんなものは好き好きだから文句は言わない。その代わり、ボクは別のものを撮る。
 給餌が終わったら早々に移動。明日撮影する予定のSL「冬の湿原号」の運転ルートの下見である。釧路経由で標茶方面へ移動し、塘路付近を中心に5、6箇所のポイントを下見した。tsubakiさんが前以って丁寧に下見してくれていたので移動もスムーズだった。

【使えるワザ】
 給餌時間になると、タンチョウの餌を狙ってオオワシやらオジロワシが背後の山からお出ましになる。その数およそ20羽、これだけの数の猛禽類が一度に見られる機会はそうそうあるもんじゃない。ここで約700枚ほど写真を撮ったが、タンチョウはほんの50枚ほどで、その他はすべてオジロワシだった。オオワシは背後の山の木の上に1羽だけ確認できたが、飛んでは来なかったようだ。なんたって飛びモノだし、ピント合わせはマニュアルだから、600枚以上撮影しても合格率は1割もない。その中の1枚、この観察センターで撮った写真の中では一番良かったヤツである。動きが鈍く、数も嫌になるぐらい群れているタンチョウのほうは合格率9割ぐらいになるから、やっぱ、飛びモノは難しいし、それだけに余計面白い。
 群れているタンチョウの中にオジロワシが急降下していく。タンチョウが群れで写ったのでは「記録写真」にしかならない。画角の中にタンチョウ1羽とオジロワシ1羽の、1対1の対決だから絵になる。撮れたのはラッキー!の一言で、運が良かったとしか言い様がないと思う。ただ、タンチョウとワシの羽が一部切れたのは失敗だね。瞬間的に画角の調節ができるように、もっと訓練しなきゃいけないな。


撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
FD 500mm f4.5L
FD-EOS Converter
撮影日 05/02/19 14:02
ISO感度 200
絞り F4.5
シャッター 1/1000
露出補正値 0
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 マニュアル
焦点距離 500mm
(35mm換算) (975mm)
その他 三脚
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-23 02:12

2005/02/18 FRI(No.671)

一本締め


 現在、22日午後4時。
 昨日午後9時前に北海道から帰宅、午前2時までかかって画像をパソコンに取り込んだ。今日は朝からその画像のチェックと整理で今までかかった。3台のカメラで4日間分、枚数にして2,885枚であった。内訳は眼デジのマークIIで941枚、20Dで1,412枚、コンデジのパワーショットで532枚。
 今回の北海道はお散歩ネット北海道支部の第1回撮影会のための渡道だ。東京からJIROさん、Maxpapaさんとボクの3人、北海道支部からはk_tsubakiさんとtontaさんの2人、都合5人のこじんまり撮影会だが、撮影メニューはテンコ盛り、とても楽しみにしていた撮影会だった。それに、3年前にばんえい競馬の取材をした折にお世話になった友人たちに会えるという楽しみもある。
 正午過ぎにとかち帯広空港を降り立ち、出迎えてくれたk_tsubakiさんの車で帯広市内に入り、とりあえずジンギスカンの昼食。生ビールを2杯飲んでから十勝川へ。十勝川温泉のすぐ横の河畔に白鳥飛来地があり、そこでまずは撮影一回戦である。気温は零下3度ほど。考えていたほどには寒くない。東京からの服装は、この時点ではまだ東京仕様だったから助かった。
 2時間ほどで切り上げ、すぐ横のホテルの温泉に浸かる。続いて帯広の隣りの池田町清見が丘展望台。お天気は良かったのだが、惜しいかな、西の地平線は雲に覆われていて、広大な雪の十勝平野に沈む夕陽の出来はいまいちだった。日没後の気温は零下9度。さすがに凍死寸前になった。
 宿泊は展望台のすぐ下にあるボーヤファームの社長宅。今回は所用で参加できなかったkokoさんから差し入れのお酒をいただく。ボクの友人2人(そのうちの一人、トメさんには、今回もばんばの撮影でえらくお世話になった)も到着し、例によって深夜まで宴会だ。この日は朝めしも羽田でビールだったから、3食アルコールという非常に贅沢、かつ、健康的な一日だった。幸せである。

【使えるワザ】
 白鳥の飛来地というと全国にあまたあるが、ほとんど例外なく給餌場になっていて、これでもか!というぐらい群れている。ここも例外ではなく、白鳥を撮るつもりなら被写体には事欠かない。しかし、モデル撮影会じゃあるまいし、そんなんじゃ面白くもなんともないので、ボクはひたすら動きモノ、飛びモノ、それに面白モノを狙う。何枚か、いい写真ができた。そのうちの1枚である。
 F5.6はこのレンズの開放絞りである。動きモノを狙うつもりでいるから、最初からシャッター速度を速くすることだけを考えている。逆光の向きにカメラを構えていたので露出補正はゼロ。順光なら-2/3がこのカメラの適正露出なので、ボクの感覚では2/3ほどプラス補正をしたということになる。デジカメはほぼ例外なく「明るめ」の画像を作るように設計されているから、自分のカメラの適正補正幅を把握していないと、こういう画像ではディテールが潰れてしまう。


撮影データ
カメラ

CANON EOS20D
EF 35-350mm USM
撮影日 05/02/18 15:14
ISO感度 100
絞り F5.6
シャッター 1/500
露出補正値 0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 350mm
(35mm換算)(560mm)
その他 三脚
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-02-23 02:08