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2005/06/29 WED(No.802)

川面



 今度出す本の最終校正をやった。新宿までカメラの撮像素子清掃とファームウェアのバージョンアップに出かけるついでがあったので鬼の編集者に出てきてもらい、喫茶店に腰を据えた。本文の直しはゆっくり自宅でやるとして、掲載する写真の最終決定をやっておかなくてはならない。大体のところは文句なしだったけど、数枚だけいちゃもんをつけさせていただいた。
 発売日は7/26前後になるそうだ。タイトルは「デジタル・写真の学校」、著者「キット・タケナガ」、出版社は「雷鳥社」、販価1,500円の全国販売である。ただし、地方のちっこい本屋に出回るかどうかは??。7/1から予約販売を受け付けるそうなので、本屋を探し回るのが面倒な人は予約してください。送料は無料だそうです。普通のハウツー本と決定的に違うのは、掲載されている写真がたっぷりなところ。ボクの写真だけでなく、お散歩ネットのメンバーからお借りした写真や、写真学校の生徒の写真などがふんだんに載っている。本文は読まずに、写真集として見るだけでも楽しいと思うよ。
 新宿まで出たついでに大先生の事務所に寄り、棚田のCDを置いてきた。こちらは別の出版社預かりとなる。代々木でhanaちゃんと待ち合わせ、1時間ばかりお茶。夕方からは実家のばあさんを相手にビール・・・けっこう多忙な一日だった。これから夜っぴて本文校正をやらなきゃいけない。


【使えるワザ】
 鏡像というのは、なんだか不思議な魅力を持っていると思う。現実の世界が倒立したり裏返ったりて新鮮に見えるといういうだけではなく、異次元の世界がそこに展開しているような、妙な違和感と、人を惹きつける力を感じさせるからだろう。
 昔、写真雑誌の投稿で、倒立した鏡像をわざと180度回転させて応募するのが流行ったことがある。異次元のそのまた異次元というわけで、けっこう面白い写真がたくさんあった。
 歌にも歌われた神田川である。乗り換えの秋葉原で撮った。ひと昔前は、流れているのは水ではなくゴミじゃないかというぐらい汚い川だったが、当時に比べればずいぶん綺麗になった。アングルを工夫すればゴミを写さなくても写真になる。
 180度回転させ、さらに左右反転させている。それで異次元が現実に近づいたかというとむしろ逆で、いっそう奇妙な世界が出現する。フィルムの時代には、いわゆる「裏焼き」というプリントをして、上下逆に額装したものだが、デジタルの世界ではソフトで簡単にできてしまう。写真の「見せ方」であって、決してお遊びではないと思う。


撮影データ
カメラ

CANON EOS 20D
撮影日 05/06/29 17:15
ISO感度 100
絞り F5.0
シャッター 1/30
露出補正値 -4/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 50mm
(35mm換算)(80mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ ViX

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by osampodigicame001 | 2005-06-30 02:00

2005/06/28 TUE(No.801)

夾竹桃



 お昼を挟んで2組の来客があった。いずれも建設会社である。一つは、マンション連合会の賛助会員になってやろうという奇特な会社、もう一つは、こないだ落札した部屋のリフォームを見積もってくれることになっている会社である。両方とも単なるご挨拶ではないのでけっこう時間を食った。
 本来なら今日は、今度出す本の色校が上がる予定になっていて、いわば最終的な目通しをやるはずだった。ところが、デザイナーのところが立て込んでいるらしく、予定が明日に順延され、出版社との契約締結もずれ込んだ。
 そういうわけで。結局今日も昨日同様、基本的には暇なのだった。ちょっと殊勝な気を起こして散歩に出てみたが、いやはや、暑いのなんの、ものの15分も歩くとシャツが絞るほど汗で濡れる。気温37度!なんじゃ、こりゃ・・・。
 夕方、雨が降った。土砂降りである。いよいよ遅ればせの梅雨模様かと思いきや、30分ほどでカラッと上がってしまう。梅雨の雨じゃない。これじゃ、真夏の夕立である。空梅雨、空梅雨と世間では騒いでいるけど、ほんと、どうなっちゃってるんだろうね。来週から取材予定の四国なんか、早くも水不足が深刻なんだそうだ。一方で、新潟方面は洪水・・・田んぼは大丈夫かな・・・。


【使えるワザ】
 久しぶりにFZ10を持って出た。長い間ほうりっ放しだったので、ものの10枚ほどで電池切れ。汗びっしょりでお散歩もそこそこに引き上げてきた。電池切れがいいきっかけになった。撮影意欲ゼロである。
 塀越しに紅白の夾竹桃が見えた。ほぼ完全な逆光である。露出補正を大幅にプラスにして、空を白く抜く。一般的には、空の分量が多すぎる画像は間が抜けて見えるものだが、こういう風に、白バックをキャンバスとして扱う場合は生け花感覚の構図取りが要求されるので、適度に余白を作ってやらないと窮屈な感じになってしまう。黒い塀は生け花で言えば花器のつもりだから、これも花器らしい入れ方にする。


撮影データ
カメラ

PANASONIC Lumix FZ10
撮影日 05/06/28 14:55
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/1000
露出補正値 +2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 9.3mm
(35mm換算)(56mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-06-28 21:50

2005/06/27 MON(No.800)

葛西用水



 これを危険な兆候と言わずしてなんと言うのか・・・鬼嫁がハーブティーを検索してくれなどと言い出した。ご飯のあとに飲むお茶に凝ったのが3年ほど前、あれだこれだとお茶を買い集め、ボクもそのとばっちりを受けて、お茶の産地と言われるところに取材に行くと、お土産に買って帰らないと家に入れてもらえない日々がしばらく続いた。
 その鬼嫁が友だちからローズヒップ茶というのを貰ったらしい。飲んでみたらすごく安眠できるとのたまう。毎晩、大いびきで熟睡してるのはだれだ!と言いたいところをぐっと我慢して、そりゃ慶賀、慶賀・・・なんて相槌を打っていたら、冒頭のリクエストである。おいおい、ハーブなんて奥が深い分野に分け入るのだけはご勘弁願いたい。ベランダが雑草だらけになり、物干しには草が干してあり、風呂にはティーバッグが浮かんでいる様が目に見えるようではないか。
 案の定である。「とりあえず、カモミールの苗を買ってきて!」とのご下命。キミはとっくに忘れてしまったかも知らんが、昔、カモミールはベランダに実在していたではないか。えらく丈夫な草で、どんどん増えるので、「うざったい!」と言って捨ててしまったのもキミではないか。そういう過去はとっくにお忘れらしい。仕方がない、明日にでも花屋に行ってみよう。あーあ、またしても安眠できない日々が始まりそうだ。


【使えるワザ】
 一日、なーんもすることがなかった。予定もないし、暑いし、勤労意欲は湧かないし、本を読み、昼寝をし、マンション構内を散歩して子どもたちの相手をし、おばちゃんたちの苦情を聞いて過ごした。ほんと、久しぶりに空っぽになった一日だった。
 夕方、写真屋に出かけたついでに、葛西用水にかかるしらこばと橋の下の菖蒲花壇を見てきた。盛りは過ぎたけれども、まだぽちぽちと咲いている。けれども、空梅雨の影響なのかどうか、花に華がない。なんだかみずみずしさに欠けるような気がする。水辺に植えられているのだからそんなことはないとは思うが、どうも、今年の菖蒲は紫陽花と一緒でハズレ年のようだ。
 花が写真になりそうになかったので、背景にすることにした。橋の欄干に市の鳥であるシラコバトのモニュメントがくっついている。それを、菖蒲を背景にして撮った。背景をぼかすために絞りは開放、川の部分を白く飛ばすために補正はプラスにしてある。かなりハイキーの描写だが、その効果は狙い通りである。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/27 16:46
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/640
露出補正値 +1/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 21.9mm
(35mm換算)(86mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-06-28 00:21

2005/06/26 SUN(No.799)

葱畑



 松之山の2日間の画像は、昨夜のうちにインデックス画像(長辺800pxの縮小画像)にするまではやってあった。今日は、それを1枚1枚、溜息をつきつつ眺め、不要なものは削除していく。いわゆる画像整理のお仕事である。不調なときには10枚のうち1枚残れば御の字というところだが、今回はけっこう乗っていたらしく、ほくほく線の写真と蛍の写真、つまり、今回の主目的である被写体では残存率が1割を切ったが、ついでに撮影してきた棚田の写真は7割近くが生き残った。かなりの打率である。特に、荻の島環状集落で撮った写真にいいのが多かった。ちょっと幸せな気分・・・るんるん。
 留守中のメルマガをとりあえず2通配信し、郵便局本局に留守中に不達だった郵パックを取りにいった。ついでに道端の葱畑などをスナップし、家に戻ってネット撮影会の講評書き。夕方までかかってやっと仕上げた。これで3月分まで追いついたことになる。今週は特に予定が入っていないので基本的には暇である。4月分まで追いつけば気分的にはかなり楽チンなので、とりあえず頑張ってみようかという気になっている。


【使えるワザ】
 わが町越谷は典型的な東京のベッドタウンになり下がってしまったが、実は農業生産でもまだかなりの地位を確保していて、住宅地を外れると正しい田舎の景色を見ることができる。端っこのほうは正真正銘の田舎だが、宅地がだんだんと田舎色になっていくあたりは都市と田舎の混合状態で、建て売りが整然と並んでいる合間合間に田んぼがあったり、こういう葱畑の中に目新しい商店が出現したりする。ここいらでは珍しくない景色である。
 葱といえば深谷が有名だが、その深谷葱の栽培方法は広く埼玉県内に普及していて、あちこちで見ることができる。葱が伸びる速度に合わせて、どんどん根っこの部分を土に埋めていくのである。土に埋まった部分はいわゆる白葱になって甘みが増すという仕組みだ。手間はかかるけれど高く売れるらしい。といっても、本場の深谷葱にはとても太刀打ちできないけどね。
 こないだ縦位置と横位置のことを書いた。構図をとるのに縦位置のほうが簡単などと素っ気ない書き方をしたら、あちこちから質問が寄せられたので、ちょっと詳しく言うと、こういうこと。
 人間の目はたいてい2個である。それが横に並んでいる。縦に並んでいる人はめったにいない。横に並んでいる関係上、視野というのは横位置である。つまり、垂直方向より水平方向のほうが広く見えている。なので、写真も横位置のほうが実際の視野に近いので自然に見えるということだ。これは正しい。
 ただ、自然に見えるというのは、裏を返せば平凡ということでもある。それに、横方向に広い画角では、つい余計なものが入ってしまうということもある。
 これが縦位置だと、上下に余分な画角があっても、そこには地面と空しかないわけだから、あっても邪魔にはならないことが多い。逆に、横方向の画角は狭まるので、邪魔物を排除するのにはとても都合がいいのだ。
 それにもう一つ。プロが撮った写真はたいがいが印刷物になる。そうすると、1ページにすんなり納まる縦位置の使い勝手がありがたいのだ。トリミングの必要がないからである。横位置だと1枚を2ページ見開きにしなければならず、綴じ代の部分にメインの被写体を置けないという構図上の制約も受ける。自然と縦位置写真が多くなるという理屈なのだ。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/26 13:08
ISO感度 100
絞り F8.0
シャッター 1/125
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 26.0mm
(35mm換算)(103mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-06-27 01:37

2005/06/25 SAT(No.798)

コップの底



 昨夜は蛍を撮影して旅館にチェックインしたのが午後9時半、それから夕食、飲み会、温泉の手順で、就寝は零時過ぎだったのに、午前3時に起こされた。日の出前に松代の峠の棚田に到着。バスで押しかけた団体さんの合間を縫って夜明けの棚田を撮影した。刷毛で刷いたような薄霧と雲海の中に棚田が浮かび上がる。幻想的な風景にしばし沈黙・・・新潟はいつ来てもハズレということがない。
 大松山からの朝の風景を撮影後、旅館に戻りゆっくりと朝食。今回の目的であるほくほく線と蛍の撮影がそれなりにうまく行ったので、今日はあわてる必要はない。午後4時まで行き当たりばったりでいいのだ。9時にチェックアウトし、大厳寺高原のブナ林を散策。日向は30度を越える猛暑だが、林の中は涼しいそよ風が頬を撫でる。普段不足がちのオゾンを体いっぱいに溜め込んだ。
 ジャズ蕎麦屋で昼食後、松代、松之山あたりをぶらぶらして、午後4時解散。Daiちゃんの運転で8時ちょうどに帰宅した。マンションの理事会にぎりぎりセーフ。理事会終了後、遅い夕食を食べて画像整理。就寝は午前3時。


【使えるワザ】
 松之山の美人林入口に昨年5月に喫茶店が開業した。今年3月に訪れたときには完全に雪の下に埋もれていたが、夏場になってめでたく再開、一律400円のメニューがけっこう人気らしい。もっとも、松之山でコーヒーが飲めるところなんてほとんどないから、こういうところに人が集まるのは理解できる。
 おひやを飲み干したあとのコップをレンズに被せて写している。コップコンバーターである(笑)。オートフォーカスでは合焦しないので、マニュアルフォーカシングができるカメラでないとこのコンバーターは使えない・・・って、使う必要なんてないけどね。単なるお遊びである。でも、けっこう面白い画像になるでしょ。モデルがモトくんじゃなくて女の子だったら、これはこれで絵になるかも知れない。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/25 15:34
ISO感度 100
絞り F2.8
シャッター 1/200
露出補正値 -1/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 マニュアル
焦点距離 7.1mm
(35mm換算)(28mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-06-26 13:51

2005/06/24 FRI(No.797)

蛍舞う



 昨年は入梅と同時に襲来した季節はずれの台風で幼虫が流されてしまいまったくダメだった蛍が、今年は順調に飛び始めたというので、新潟の大島村まで行ってきた。直前になっての急な決定だったので広く呼びかける時間もなく、同行してくれたのはのりおくん、Daiちゃん、そして新潟のモトくんの3人。松之山温泉の旅館「明星」に宿をとった。
 こちらを出たのは午前10時、今回は夜間撮影なので早出をする必要はない。午後1時に松之山温泉でモトくんと待ち合わせ、名物のとんかつを食べてから行動開始。まずは松代でほくほく線の撮影。
 十日町と上越を結ぶほくほく線は、ほぼ全線がトンネルという、まるで地下鉄のような珍しい鉄道だ。地上に出るのは、駅がある地点のほかはほんの数ヶ所しかなく、その区間もせいぜい2、30メートル。まさに、瞬間的にしか地上に姿を現さない。その地上区間の貴重な3箇所が松代にあるので、棚田とほくほく線が組み合わせで撮影できるのではないかと考えていたのだ。
 駅で時刻表を写し取ってからその3ヵ所探しを始めた。カーナビでだいたいの見当をつけておいてから現地に行き、あとは勘で探す。線路が肉眼では見えない鉄道だから、周囲の地形を観察して地上部分を探すことになる。結局、3ヵ所全部を探し当てたけれど、棚田と組み合わせた撮影ができたのは1箇所だけだった。SLと違って電車なのでスピードが速く、しかも、トンネルから突然出てくるので音で接近を感知することができない。「来た!」と思ったら、次の瞬間にはトンネルに姿を隠してしまう。それなりに緊張感のある面白い撮影だった。
 高柳の荻の島や花坂の棚田を撮影したあと大島村に向かう。カーナビに振り回されながらもなんとか「ほたるの里」に到着。ちょうどヘイケボタルが光り始める直前だった。蛍の光というのは求愛行動だから、光り始める時刻はだいたい午後8時ごろ、2時間も経つといっせいに発光を止めてしまう。11時過ぎにもう一度発光する時間帯がある。そういう風に、光る時間帯というのがあるわけなので、その間にさっさと撮影してしまわないといけない。けっこう難しいし、あわただしいのだ。


【使えるワザ】
 蛍は、肉眼ではけっこう豪勢に飛んでいるように見えても、レンズの画角の中だけに限定すると必ずしもたくさん飛んでいるわけではない。うようよと発生する昆虫ではないのだ。したがって、レンズをどこに向けて、どのぐらいの時間露光するのかが問題になる。フィルムならノイズを計算に入れる必要がないから、真っ暗闇であれば10分でも15分でも露光できる。当然、画角に入ってくる蛍の数が多くなるので、それなりに「乱舞」しているように撮れるわけだ。しかし、デジカメの場合は露光時間とノイズはトレードオフ、しゃかりきに露光時間を長くすればいいってもんでもない。
 ノイズリダクションの時間も計算に入れる必要がある。バッファメモリーに余裕があるMarkIIだから、リダクション作動中に次のシャッターを切っても問題はないのだけれど、夜間撮影は撮影した画像を確認しながら次の露光時間や感度を決めていく作業なので、つぎつぎとシャッターを切り続ければいいというわけにはいかない。
 基本は、蛍の光だけではなく景色も写すこと。背景が真っ黒で蛍の軌跡だけしか写っていないのでは写真にならない。したがって、その背景を写しこめる時間が露光時間のメドということになる。
 いい具合にアヤメが咲いているブッシュにメスが2匹光っていたので、そこにオスが集まってくるタイミングを計ってシャッターを切った。100mmの画角はかなり狭い。ほぼこの場所に腰をすえて全部で9枚のシャッターを切ったけれど、見られる写真はこれ1枚だけだった。フォトショでレベル補正をかけている。


撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
TAMRON 100mm f2.8 Macro
撮影日 05/06/24 20:11
ISO感度 400
絞り F2.8
シャッター 102秒
露出補正値 0
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 マニュアル
焦点距離 100mm
(35mm換算)(130mm)
その他 三脚
レタッチソフト 縮小専科 PhotoShop EL

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by osampodigicame001 | 2005-06-26 13:48

2005/06/23 THU(No.796)

歓声



 最近には珍しく、一日中なんにも予定が入っていない一日であった。頑張ればネット撮影会3月分の講評書きがなんとかできると踏んでいた。お題の「記念写真」がなぜか知らんが難しかったと見えて応募点数が少ない。やろうと思えばできない分量ではないのだ。
 ところが、肝心なことを忘れていた。鬼嫁の存在である。朝めしを喰い終わるか終わらないうちに、「検診に行くから乗せてって!」ときた。おいおい、乳がん検診は先週やったばっかじゃないか。違うらしい。なんだか分からんが、別の検診なのだそうだ。
 とにかく健康オタクなのである。検診などというと震えが来るぐらい嬉しいタチなのだ。テレビドラマなんかでも、登場人物が不治の病なんかに侵されるなんてシチュエーションだと、声をかけても聞こえないぐらい熱中して見ている。やたらと病気に関する(間違った)知識を蓄えている。そういうお方が検診に行くというのだから、逆らうなど及びもつかない。
 で、戻ってきたら、今度は「大平山に行きたい!」ときた。おいおい、病院ならすぐそばだけど、大平山は栃木だぜ、本気かよ・・・、と思わず口に出しそうになってしまった。仕方がない、行ったよ。
 紫陽花の名所なんだけど、花の数より観光バスの数のほうが多いぐらいだった。今年の紫陽花はどこもダメだね。花付きが例年になく悪い。大平山には鬼嫁の友だちのおばさんという人が丹精している、そりゃあものすごい、目を瞠るような紫陽花庭園があるのだが、そこも全滅状態だった。


【使えるワザ】
 大平山はそうそうに切り上げ、栃木市内を散策してきた。明治時代に県庁が宇都宮に移転したお陰で、この街は発展という道筋から外れてしまったようなところがあり、少なくとも関東地方では、ここよりゆったりした街はないんじゃないかとボクは思っている。あちこちに古い町並みが残っているので、市ではそれを観光資源に・・・と、いろいろ工夫を凝らしてはいるのだが、ありがたいことにほとんど成功していない。とにかく、いい街なのだ。
 市役所の駐車場に車を入れて、窓口に観光地図を貰いに行ったら、対応してくれたねーちゃんが、「できるだけたくさん見てきてくださいね。駐車場はタダですから」とおっしゃった。
 この街は、川越の真似じゃないだろうけど「蔵の街」と呼ばれている。だけど、ボクはむしろ「川の街」と呼びたい。江戸時代は、例弊使街道の宿場町として栄えたところなので、当時の物資運送路である掘割が縦横に通じていて、その掘割がまた綺麗なのだ。1メートルはあろうかという鯉が悠々と泳いでいたりする。
 街中を歩いていて気づくのは、なんとも車の数が少ないということ。車道もこのように、子どもたちの遊び場になる。歓声が聞こえたので、振り向きざまに1枚撮った。当然、縦位置である。
 フィルム1本分のネガを見せてもらうと、なにが写してあるのかは分からなくても、プロが撮ったものかシロートのものかはすぐ分かる。プロはとにかく縦位置が圧倒的に多いからだ。ボクの場合で言うと、だいたい8割、あるいはそれ以上が縦位置である。普通に撮るときは縦位置で、横位置は横にしなきゃいけない理由があるときしか撮らないということ。理由?構図取りが簡単だから。やってみれば分かる。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1-IS
撮影日 05/06/23 15:50
ISO感度 100
絞り F4.5
シャッター 1/400
露出補正値 -2/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 58mm
(35mm換算)(380mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-06-24 00:04

2005/06/22 WED(No.795)

戦車



 8月に行われる予定の、陸自富士学校火力演習ミニ撮影会の下見に行った。静岡支部長のとしさんが手配してくれたのだ。東京からはのりおくんとMaxpapaさんが同行してくれ、御殿場には静岡支部のちゃっきりさんとメメさんが待っていてくれた。としさんとボクを含め、総勢6名のお邪魔虫だ。出かけるときは雨だったが、御殿場に着く頃には止んだ。
 としさんの案内でまずは戦車教導隊の隊長さんにご挨拶。その後、隊員の方の案内で本物の90式戦車を見学。車両内部さえ撮影しなければ、上に乗っかろうが内部に入ろうが自由にさせてくれる。8月に実際に実弾演習をする演習場を最後に、夕方まであちこちを見学させていただいた。
 しかし、実物の戦車の迫力は映画なんかで見るのとは大違いだ。ミニ撮影会ではそれが実弾を発射するところが撮影できる。夜間演習もやるそうだから、うまくすれば見たこともないような写真が撮れるかも知れない。平和主義者のボクではあるが、やはりこういうものを目の当たりにすると血が騒ぐね。やっぱ、男の子だな。
 ところで、そのミニ撮影会だが、日時は8月25日(木)。総勢15名の人数制限がある。うち、5名はすでに静岡支部で確保済み。残りの10名分は早いもの順で受け付ける。だれでも見学できるというものではないし、駐車場などにも制限があるので、東京阿佐ヶ谷か横浜駅に朝7時に集合できる人のみ。身元がしっかりした人だけの限定なので、撮影会初参加という人は今回はご遠慮いただく。昼夜とも弁当持参のこと。現地解散は夜間演習が終了する午後9時ごろになる。
 なお、演習の内容はまだ未定の部分が多いが、少なくとも戦車、砲兵、歩兵の実弾演習は撮影可能。場合によってはヘリの実弾射撃や誘導ロケットの演習も見られるかも知れない。


【使えるワザ】
 90式は最新鋭だが、それより一代前の74式とそれ以前の戦車がずらっと展示してある。もっとも古い型のものは先の大戦で米軍が使用していたものを陸自が供与されたもので、戦争映画でよく見るタイプである。他にも、装甲車や無反動砲、兵員輸送車など、戦争映画の大道具が一斉集合という感じだった。もちろん、ただ展示してあるだけで動きはしないのだが、実に綺麗に整備されているので、見ているといかにも動き出しそうな迫力を感じる。
 今日は単なる下見なので、ろくな写真は撮っていない。ただ、本番に向けてのイメージ作りをやっただけ。実際に演習場も見せていただいたので、おおまかな絵は頭の中にできた。でも、撮影しながらどこまで自由に動けるのか、それは当日になってみないと分からない。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/22 15:04
ISO感度 100
絞り F4.5
シャッター 1/160
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 21.3mm
(35mm換算)(85mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-06-23 00:32

2005/06/21 TUE(No.794)

空梅雨



 昨夜から今朝にかけてネット撮影会2月分の講評書きをやり、3時間ばかり寝て、午前中になんとか仕上げた。ついでに3月分のページ作りまで終えたので、今晩、瞼が開いていれば講評までやるつもりだ。とにかくここのところ忙しかったので、こういう不要不急の仕事がけっこう溜まっている。一つ一つ潰していかないといずれ手がつけられなくなるのは目に見えているから、多少余裕が出てきた今のうちがチャンスなのだ。もっとも、明日は御殿場、一日置いて金土は松之山と大島、夕方には戻ってきてマンションの理事会と予定が詰まっている。来週1週間は今のところ予定がないので、つまらん用事が入ってこないことを祈るばかりだ。再来週からは四国だし・・・。
 午後、どうにも眼が開けていられなくなったので、眠気覚ましに元荒川の河畔を散歩した。5キロばかりを2時間。暑かったけど、桜堤の木陰が気持ちいい。風に乗って草の匂いが運ばれてくる。季節はすっかり夏だ。


【使えるワザ】
 入梅したというのに雨が降らない。河畔の散歩道はご覧のとおりである。コンクリートのようにかちかちに固まっている。河川敷を(勝手に)耕して畑にしているおっさんと立ち話をしたら、毎日の水遣りが大変なんだという。水道なんか引かれているはずもないので、バケツで川の水を汲み上げるんだそうだ。
 その話を聞いて乾季のメコン川を思い出してしまった。子どもたちが天秤棒にバケツを下げて、畑と川との間を日がな一日往復している。大変な重労働だけど、それでも畑を維持できない年もある。バケツの水を土にかけても、一瞬のうちに吸い込まれてしまって土が潤わないのだ。
 そう言えば、昔は年の半分以上をメコン流域で過ごしていたのに、もう3年もご無沙汰している。夕方、久しぶりに当時写した写真を見ていたら、無性に行きたくなってきた。かつてフィルムで撮った風景をデジカメで撮りなおしてみたいものだ。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/21 16:16
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/320
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 29.3mm
(35mm換算)(115mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-06-21 23:09

2005/06/20 MON(No.793)

ラベンダーの丘



 午前中からお昼過ぎまで、ハンコと数百万円の小切手を持って駆けずり回った。県税事務所やら司法書士事務所やら不動産屋やら、日頃縁のないところばかりだ。委任状、契約書、その他もろもろの書類をたくさん読んだ。で、やっと受け渡し完了。落札してもらったマンションの一室がめでたく管理組合のものになった。移転登記の手続きもちゃんとやったので、1週間後には登記簿も送られてくる。懸案が片付いて一安心。
 って、なんのことだか分からんという人もいるだろうから、簡単に説明すると、住民が夜逃げしてマンションの一室が10年近く差し押さえられたままの空室になっていたのだが、それを管理組合が競売に参加して買い取ったという顛末なのだ。未収になっていた管理費等の積立金二百数十万円も回収できたし、管理組合の財産も増えた。おそらく国内初の事例だろうから、そのうちに新聞なんかに嗅ぎつけられたら記事になるかも知れないな。
 午後から菖蒲町にラベンダーの様子を見に行った。菖蒲町というぐらいだから田んぼの中にちゃんと菖蒲園があるのだけれど、この菖蒲園がちんけなやつでちっとも客寄せにならない。ならばというわけで、町の観光課が役場の周りにラベンダーを植え始めた。もう数年になる。そのラベンダーがけっこうご近所の評判になりだしていて、新聞の地方版に紹介されたりするようになった。町では調子に乗ってラベンダー饅頭なんかを売り出したりしている。そういう発想が埼玉を「ダサイタマ」と呼ばせる原因になっているというのを、この町の役人たちは気づいていないみたいだ。でも、饅頭抜きなら見物してもいい気晴らしになる。


【使えるワザ】
 まだ一分咲きといったところ。なんたって埼玉の田舎だし、月曜日だし、見物客はほとんどいない。去年だか一昨年だか、日曜日に来てみたら、役場の前がラベンダー祭の会場(=ラベンダー饅頭売り場)になっていて、けっこう混んでいたのにはびっくりした。でも、普段はなにもない、静かな田舎なのだから、平日の客足としてはこんなもんだろう。祭の会場にほんの10人ほど、菖蒲園にも10人ほど、この写真のしらさぎ公園にはご近所のお散歩ばあさんやガキどもしかいなかった。
 上部に空がわずかだけど入っているので、普段は-2/3の露出補正ダイヤルを1/3だけプラスにして、-1/3の補正で撮っている。逆光方向で空の青さが出ていないのがちょっと残念。でも、どのみち薄曇のお天気なので順光であったとしても大した差はないだろう。
 この公園には何度も来ているが、いつ来ても、撮影するアングルはこれしかない。バカの一つ覚えである。理由?ちんけな公園なので、このほかのアングルではちっとも絵にならないから。この角度から広角で撮る・・・すると、見た目にはちんけな公園とは思えなくなる。写真にウソは写らんけれど、写真で錯覚させるのは簡単なのだ。パンフレット写真の極意である。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C8080WZ
撮影日 05/06/20 16:33
ISO感度 100
絞り F2.8
シャッター 1/640
露出補正値 -1/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 7.1mm
(35mm換算)(28mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト チビすな

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by osampodigicame001 | 2005-06-20 22:41