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2005/08/30 TUE(No.864)

よっぱらい



 帰省してきている和尚さんが明後日奈良に帰るというので、施設に入っているじいさんと、足立区に独り暮らしのばあさんをボクと二人で訪ねた。帰省してきているといっても、ほとんど家には居着かず、外出して友人たちと過ごす日がほとんどだし、鬼嫁の実家である酒田にも行っていたので、やっと今日になって時間ができたのである。さすがは坊主稼業、普段じじばばばかり相手にしているので年寄りに調子を合わせるのはお得意だ。じいさんもばあさんも大喜びだった。
 ばあさんに焼肉をご馳走になるという和尚さんを置いて、ボクは夕方から上京。大先生を中心に、写真仲間が本の出版祝賀会を開いてくれるというので代々木まで出かけた。1時間ばかり時間があったので、途中で茅場町から日本橋近辺をお散歩し、神田川(日本橋川)の写真を撮った。
 茅場町、日本橋近辺は、ボクが45歳まで勤めていたところである。写真は撮っていたけれど、まだプロに転じる前のシロート時代で、当時は神田川なんかを見てもなにも感じなかったし、もちろん、写真に撮っておくなんてことは思いもしなかった。決して綺麗な川ではないし、日本橋や茅場橋など、橋自体は立派でもその上には首都高が被さっている。綺麗な写真が撮れる道理はないのだ。当時は、写真は綺麗じゃなければダメだと思っていたわけだな。今日、5年ぶりぐらいにこの近辺を歩いてみて、面白い被写体がゴロゴロしているのに気づいた。眼もそれなりに歳をとったということだと思うキットくんだった。


【使えるワザ】
 ボクがなにより愛して止まない「飲み放題」である。ビールで始まって焼酎のお湯割りといういつものコースだ。東京で飲むときは、頭の隅っこに常に帰りのことがあるので、知らず知らずのうちに控えることが多いのだが、今日はずいぶん飲んだ。このままでは乗り過ごし必至という自覚が芽生えたので、乗換駅の渋谷で小半時ほどスナップを撮り、酔い覚まししてからご帰宅。無事にたどり着いた。
 片手でデジカメを持って自分を写すという、よくある手法である。しかも、なんということか、フラッシュを焚いている。このメルマガも今日で864号、2年以上やっているわけだが、ひょっとしたら内蔵フラッシュを焚いた写真は初めてかも知れない。ボクはとにかくフラッシュを使わないのだ。
 しかし、まあ、酔っ払いが室内で、しかも手を目一杯伸ばしての片手撮りである。フラッシュなしでは手ブレ確実という条件だから、こういうときは躊躇なく使う。スレーブを使った2灯にすればお手本になったところだが、酔っ払いのおふざけ写真なのでテキトーなのである。脂ぎったぎらぎら顔になるのはトーゼンなのだ。ただ、光量にだけは気を使う。フラッシュ光量の調節ができる機種なら、-2/3から-1ぐらいにすればいい。できない場合は露出補正。これが基本。
 なお、フラッシュによる影が背後に出ているが、それが上部に出たのはカメラをひっくり返して写しているからである。左手なら問題ないが、右手を伸ばして撮るときには、そうした方がシャッターを押しやすいし、手ブレの危険性も減る。


撮影データ
カメラ

PANASONIC
Lumix FZ10
撮影日 05/08/30 21:23
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/125
露出補正値 -1
WB AUTO
露光方式 プログラムAE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離
(35mm換算) 6.0mm
(36mm)
その他 手持ち撮影 フラッシュ使用
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-31 02:39

2005/08/29 MON(No.863)

岸壁の男たち



 昨夜はけんちゃん、砂名ちゃんとボクの3人でゴン太んちに泊めて貰い、若女将の心づくしの手料理で大宴会を敢行、午前2時近くになってやっと床に入った。
 午前5時に起床し、朝飯も食わずに塩釜魚市場に直行。まぐろ漁船が2艘入るというので、その陸揚げと競りの模様を撮影した。思えば2年前の10月、東北最初の撮影会が塩釜魚市場だった。お散歩ネットがまだ発足したばかりの頃で、地方遠征はたぶんそれが最初だったと思う。会員数もやっと40人というところだった。
 その撮影会が契機となって、あちこち日本中を駆けずり回る境遇に陥ってしまったわけだが、「金にならない=楽しい」という法則を発見してしまった以上、止めるに止められない始末になった。で、2年ぶりに魚市場を訪れてみて、この間のお散歩ネットの様変わりに感慨を覚えると同時に、なんだか原点に戻ってきたような懐かしさを感じたことだった。
 いったんゴン太んちに戻って朝めし(トロの刺身付き)を頂き、9時、客人3人と若女将の4人で女川に向かう。ゴン太はお仕事、お留守番である。
 牡鹿半島から女川、雄勝にかけてはリアス式海岸が続き、小規模な漁港が多数点在している。来年あたりからちょっと本格的に漁港と港町を撮ろうと思っているので、今回はその下見である。小積浜の美倉という、20戸ほどの集落と港で撮影し、石巻を経て仙台駅、そこで解散し、砂名ちゃんと一緒に高速バスで帰ってきた。もちろん、行程のほとんどは爆睡であった。


【使えるワザ】
 まぐろの陸揚げが終わり、競りが始まるまでの2時間ほど、仲買人たちはまぐろの品質確認に大忙しである。競り落とすまぐろの見当をつけておくわけだが、鉈で尻尾を切り落とされたまぐろの、その切り口の部分をためすすがめつ眺めては、帳面に覚書を書きとめる。彼らは真剣なのだが動きが少ない時間帯だし、ボクらシロートには窺い知れない世界なのでなかなか撮影にならない。岸壁に出てちょっと一服。タバコを吸いながら片手で撮影した1枚である。
 いい加減な撮影なので水平が狂っている。水平線や地平線が入る構図のときは水平確認が一番大切なのだが、撮影会では口を酸っぱくして言っているにもかかわらず、当のご本人もときにはこういうことをやってしまう。もっとも、この辺の評価はプロによってまちまちで、あまり気にすることはないという考えの人もけっこういたりする。ボクはそういう人には組しないから、この写真は失敗写真なのである。


撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM
撮影日 05/08/29 06:56
ISO感度 200
絞り F5.6
シャッター 1/8000
露出補正値 -1
WB AUTO
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 105mm
(35mm換算 137mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-31 02:38

2005/08/28 SUN(No.862)

川原毛地獄



 3時間睡眠が何日も続いている。さすがに眠い。キャンプ場を出発して皆瀬の川原毛地獄、泥湯温泉、花山村を経由して、東北道築館インターで解散したのが午後4時、それまでの移動時間はほとんど熟睡していた。運転手のゴン太、けんちゃんには大変お気の毒だったけど、眠い上に、止まるたびにビールを飲んでしまうので、車が走り出すととたんにコロッと寝てしまうのである。自然の摂理だな。
 しかし、今回の大曲花火撮影会は楽しかった。ボクに関して言えば写真はテキトーだったけど、ま、売り物の写真を撮ろうってわけじゃないから構わない。それより、新潟のけんちゃん、名古屋のひらりん、岩手のkeikoちゃんなど、ふだんあまり会えない仲間に会えたのが嬉しかったし、そういえば、関東支部の相沢くんやミズくんとも久しぶりだった。ビールは飲み放題だし、運転は人がやってくれるし、大名旅行の気分である。こういう撮影会なら毎週でもいいぐらいだ(笑)。


【使えるワザ】
 観光写真である。観光写真なので、綺麗な青空というような売りのポイントがあるときは、それを強調してやる。撮影会の講評ではいつも空を入れる場合の構図ということをやかましく言うのだが、これが曇り空だったらできるだけ少なくということになるだう。でも、濁りのない、澄んだ青空なら、中途半端に入れるのではなく、目一杯生かすようにする。当然、青を強調するためにPLフィルターを使う。もっとも、地獄の部分が白い岩肌なので、その部分との対比ということも頭に入れておかないといけない。
 観光写真などというとバカにする向きもあるだろうが、実は、ボクみたいな風景写真家は生計の半分以上を観光写真で稼ぐので、決してバカにしてはいけないのである。観光写真、カレンダー写真、絵葉書写真がきちんと撮れるようにならないと食っていけない。修行時代に大先生から一番厳しく指導されたのも、こういう写真の撮り方だった。


撮影データ
カメラ

CANON EOS 20D
EF 28-135mm IS USM
PLフィルター
撮影日 05/08/28 10:34
ISO感度 100
絞り F5.6
シャッター 1/640
露出補正値 -1
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 38mm
(35mm換算 61mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-31 02:35

2005/08/27 SAT(No.861)

天空に舞う



 午前3時半、塩釜着。ゴン太んちの倉庫で仮眠し、朝7時に出発。鳴子温泉の大衆浴場「滝の湯」で昨夜の汗を流し、稲庭で稲庭うどんの昼食を食べ、大曲の2つ手前の駅「後三年」近くのキャンプ場に着いたのが午後4時、場所を確保してテントを張り、電車で大曲に向かう。キャンプ場も満杯、電車も満員、降りた大曲は駅前から大混雑である。会場である雄物川河畔まで徒歩40分、河川敷は人で埋め尽くされ、約1キロほどの間に土が見えないというような状況だった。今年の観客数は68万人だそうだ。
 keikoちゃんが確保してくれていた桟敷席はA席の最前列、前に遮るものは何もない。目の前に打ち上げられる花火を独占である。keikoちゃんと中河童、小河童の盛岡三人組、名古屋のひらりん支部長、新幹線で駆けつけた密造酒さんとも無事合流、早速撮影そっちのけの大宴会に突入し、花火が終了する11時までにめでたく出来上がった。
 しかし、全国にいろんな花火大会があるけれど、大曲はやはり別格だ。規模もすごいが、全国の花火師の競技大会というだけあって、出品者それぞれが持ち時間をフルに活用して新作を趣向を凝らして披露する。はっきり言って、撮影なんかしている場合じゃないのだった。毎年飽きもせずBSがフル中継するのもうなづけようというものだ。
 帰りがまた大変。駅前は身動きもできないほどの人だかりで、臨時電車が次から次に到着するものの、乗れるまでには1時間以上かかる。キャンプ場に戻ったのは深夜1時過ぎだった。


【使えるワザ】
 ここの花火は見るのが目的だから、撮影はいい加減である。飲むのも忙しいし・・・。第一、花火は背景が真っ暗だとでっかい花火だろうがちんけな花火だろうが、写真になってしまえば同じだし、背景を写しこむと「花火」写真としては買い手がなくなる。大曲花火であることが分かるので、良くて大曲花火のパンフになるぐらいが関の山だ。写真にするのなら、地方の、名もない花火大会の、寂しい単発花火の方が工夫の余地が大きくて撮りやすいのである。
 この写真は手持ち撮影。手ブレを計算に入れて露光秒数を決めている。手ブレの振幅や方向によって軌跡の流れ方が変わってくるので、いろいろ試してみるといいが、あまり極端な軌跡を作ると花火らしさが失われて、ただのお遊び写真になってしまう。花火らしさを残しつつという、微妙な加減が大切だ。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 05/08/27 20:06
ISO感度 50
絞り F8
シャッター 2秒
露出補正値 0
WB 晴天
露光方式 マニュアル
測光方式 評価測光
合焦方式 マニュアル
焦点距離 35.6mm
(35mm換算 140mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-31 02:34

2005/08/26 FRI(No.860)

夕闇迫る



 夜の10時には出発して秋田の大曲に向かうことになっている。ということは、それまでに通常のお仕事のほかにお散歩とメルマガ編集・配信作業をやってしまわなくてはならない。いつもは翌日の午前3時ごろまでかかってやっている分量だ。
 ところが、朝一番に鬼嫁のお達し。なんでも、介護保険法が改正になって、親父を入所させている老人保健施設の料金改定があるので、その説明会に出席しろという。ついでに、施設の納涼祭を見学し、そのまたついでに施設が入所者とその家族を対象に実施するお食事会なるものに出てこいというのだ。抵抗したけど当然却下。我が家では抵抗運動が成功した試しはないのだ。絶対に革命が起こらない専制国家なのである。
 肝心のご説明は、なんだか訳が分からんうちに、結論の、現行月間17万円が20万円前後に値上がりするという部分だけ理解できた。月間3万円は痛い。痛いけれどもしようがない。払うか、親父を引き取るかの二者択一である。母親に引き取らせたら共倒れが目に見えているし、ボクが引き取ったら仕事にならなくなる。
 納涼祭はボクには当然つまんなかったけれど、ご老人たちがけっこう喜んでいたのを見るのは気持ちが良かった。施設の職員たちが「白波五人男」や「よさこいそーらん踊り」などの出し物を演じるのだが、普段は生きてるのか死んでるのか分からない老人たちが、拍手喝采して楽しんでいる。ちょっとした感激だった。
 お食事はほとんどスズメの餌程度の分量で、言うまでもなくビールもなしなのだが、親父と差し向かいで食事をしたのはほんとに久しぶりだったので、これもまた感激だった。3万円の値上げ、飲むしかあるまい。


【使えるワザ】
 施設での用事が全部終わって、ついでに母親のところに寄ってきた。家にたどり着いたのは午後9時、わずか1時間で出発準備である。今回はテントを持ってこいなどというゴン太の指令があったので、準備も簡単ではない。
 というわけで、メルマガ配信はできないまま、やっと車中の人となった。運転手の密造酒さんがお仕事の都合で出発を翌日延ばしにしたので、ボクが彼の車を転がすのである。キャット、砂名、Daiの3人を積み、岩槻でミズくんと相沢くんを拾う。ミズくんが運転を替わってくれなかったら、疲労で居眠り確実というところだった。
 写真は母親の家の近所の商店街。施設が撮影禁止だったので、今日の一枚がやっとこの時間に撮れた。日没後の感じを出すために、スポット測光で空に近い部分を測光している。さもないと、まるで昼間のような明るい写真になってしまう。


撮影データ
カメラ

CANON PowerShot S1IS
撮影日 05/08/26 18:15
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/80
露出補正値 -1
WB AUTO
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 5.8mm
(35mm換算 28mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-31 02:33

2005/08/25 THU(No.859)

台風襲来



 今日は朝の5時半には出発して御殿場に向かい、自衛隊富士演習場での実弾演習の模様を撮るはずだった。ところが、この台風である。なんでも、まっすぐに富士演習場を目指しているらしい。天気予報では「かなり強い台風」なんて言っている。静岡支部長のとしさんに調べてもらったら、自衛隊の兵隊さんたちも野営テントを撤収しちゃったという。
 そういうわけで、昨夜遅くなってミニ撮影会の中止を決断した。別に、強風で大砲の弾がこちらに逸れてくるのを心配したわけじゃなく、強風だと三脚が揺れるので撮影にならんと踏んだのだ。それに、行き帰りの高速道路も怖い。風速20メートルぐらいまでなら、のろのろ走れば大丈夫だが、天気予報のおじさんは45メートルなんて言っていた。ごめん蒙る。
 で、わざわざ今日のために会社をズルしたひらりんなんかは、暇で困ってしまったらしいが、ボクはお陰でネット撮影会の講評書きを終えることができた。5月分達成である。
 今回から、タイトルと写真だけを先行公開して、会員のみなさんにご意見を送ってもらうという新機軸を打ち出した。ボクの講評がそういう会員の意見に左右されてはなにもならないから、送られてきたメールは自分の講評が終わるまでは開かないでおいた。で、蓋を開けてみたらなかなか面白い。ボクの見方とは違う意見もあるし、ほとんど同じような印象を持った人もいる。撮影者の感性ばかりがクローズアップされる嫌いがこれまではあったのだが、鑑賞者の側の感性もあぶりだされるわけで、ネット撮影会のお勉強効果は倍増疑いなしである。


【使えるワザ】
 銭湯に行ったついでにタバコとお弁当を仕入れてきたので、今日はもう食事の心配がない。心置きなく講評書きに没頭できた。1日1枚のほうは、こういうズボラな日の定番、ベランダ写真である。安易な生き方は得意なのだ。
 暗い背景で写すと雨の軌跡が写る。シャッタースピードはかなり早くても問題ない。雨粒が落ちてくるスピードは意外に早く、多少の高速シャッターでも雨粒が止まってしまう心配は無用だ。もっとも、雨を写すわけだからお天気は当然悪いわけで、感度を極端に上げない限り、そんなに早いシャッター速度は稼げないから、余計な心配ではあるけどね。
 朝から降ったり止んだりだったが、夕方になってだんだん雨脚が強くなってきた。風も出てきたようだ。上陸は何時ごろだろう?


撮影データ
カメラ

PANASONIC Lumix FZ10
撮影日 05/08/25 13:51
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/30
露出補正値 -4/3
WB AUTO
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 72mm
(35mm換算 432mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-25 23:11

2005/08/24 WED(No.858)

晩メシ



 帰省中の和尚さんと鬼嫁が今日から鬼嫁の実家である酒田に行った。したがって、ボクはめでたく自由の身、なにをやってもお仕置きの心配がない。年に1回か2回しかない天国がやってきたのである。
 とは言っても、なにをやるというものでもない。いつも通りである。講評書き、メール打ち、スケジュール作り、そういった用事をやっているうちに時間は刻々と過ぎていく。
 発表されたばかりのキヤノンの新製品、EOD 5Dのカタログが届いたというので、いつものカメラ屋で貰ってきた。35mmフルサイズのCMOSセンサー搭載、1280万画素のスペックで実勢価格35万円は、明らかにニコンD2Xを意識した戦略と思われる。撮像素子読み出しが4チャンネル、したがって連写機能が3fps(秒間3枚)というあたりに価格を抑えたとがめが出てはいるが、バッファは充実していて、ラージ/ファインのjpegなら60枚の連写が可能。思わず予約しそうになった(笑)。でも、半年待てば30万円を切るのがほぼ間違いなしだから、慌てることはないね。


【使えるワザ】
 自由の身になって一番嬉しいのがお食事である。痛風には良くないというデマを頭から信じている鬼嫁のお陰で、いつもは絶対に飲ませてもらえないビールがだれはばかることなく飲めるし、トマトを食えと強制されることはないし、なにより、本を読みながら食べても怒られないのが嬉しい。鬼嫁が出かけると同時に酒屋に走って行って1ケース仕入れてきたビールを、こういうときにしか使えない特大のジョッキに注いで、思う存分食事を楽しんだ。食い物はスーパーの出来合いものである。できるだけ洗い物を少なくし、生ゴミを出さないというのが鉄則。
 今日の写真は混じりけなしのご報告写真である。このメルマガにご報告写真が登場するのはたぶん2年ぶりぐらいという椿事であるが、ボクのハッピーな気分に免じてお許しいただきたい。ビールを除いて約600円、鬼嫁に言わせれば本を読みながら食べたら味が分からないはずなのだが、それは真っ赤なウソ、正直、めっちゃ美味しかったですよ。


撮影データ
カメラ

PANASONIC Lumix FZ10
撮影日 05/08/24 17:09
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/8
露出補正値 -1
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 10.5mm
(35mm換算 63mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-24 23:36

2005/08/23 TUE(No.857)

白い星



 雷鳥社に出かけていって、二刷の校正、というか、さっと目を通すだけという作業をやった。文章の部分で問題があったところは全部直っていたし、写真も2枚差し替えられていた。図版に問題ありが1ヶ所あったけど、今から差し替えていてはとても間に合わないという鬼の編集者の鶴の一声で、仕方なくゴーサインを出した。とにかく、初版が売り切れてしまって、注文に応じられない状況だそうで、あまり贅沢は言っていられないようなのだ。所要時間わずか15分ぐらいのために、1時間半かけて上京という非効率な仕事だが、ま、とにかくこれで、月末には売り切れ状態が解消することになる。
 上京したついでに銀座に出て、日比谷でビールを飲んだ。スナップでも撮ってから帰ろうと思ったら、いきなり土砂降り。持っていたカメラが防水仕様ではないEOS 20Dだったので、さっさと諦めて帰ってきた。
 明日の仕事が1件キャンセルになった。1日空いたのでネット撮影会の講評書きを仕上げてしまうつもり。明後日は御殿場の自衛隊演習場で火力演習を取材する予定になっているが、どうも、台風が直撃しそうな按配で、ことによると中止になるかも知れない。その翌日からは大曲に花火大会を見物に行く。ついでに塩釜の魚市場を撮ってくる。29日に戻ってきて、30日は写真家仲間とのパーティー、31日は千葉の大山千枚田取材と続く。月が変わるまでは息つく間もない。


【使えるワザ】
 雨が降り出したばかりのときの1枚。ビールを飲んで、さあこれからお散歩だ、という、一番気合が乗っていたときだったけど、いきなり降り出した。大慌てで撮った。フランスの某ブランドのビルである。ほんの50メートルばかり先の地下鉄入口に駆け込むだけでびしょ濡れになったから、かなりの大雨だったわけだが、そういう慌しい状況で急いでシャッターを切った割には、諸設定がちゃんとハマっていた。さすがはキットくんである(笑)。
 雨が降っているぐらいだから、空には灰色の厚い雲が垂れ込めている。それを白く撮らないと、白いビルの壁面や白い星が生きてこない。露出補正をうーんとプラスにして、空が飛んでしまうぐらいの覚悟でシャッターを切る。ビルのディテールがわずかに残るぐらいがベストだ。普通なら露出ずらしで何枚か撮っておくところだが、そういう事情だったので一発勝負である。なんとか勝ちを拾った。


撮影データ
カメラ

CANON EOS 20D
EF 28-135mm IS USM
撮影日 05/08/23 13:49
ISO感度 100
絞り F8
シャッター 1/160
露出補正値 +5/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 50mm
(35mm換算 80mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-24 00:56

2005/08/22 MON(No.856)

階段



 大至急の頼まれ仕事が闖入してきたお陰で、早朝から夕方までパソコンの前を離れることが(タバコとトイレ以外は)出来なかった。今週はけっこう用事が立て込んでいるので、なんとか今日中に5月分ネット撮影会の講評書きにメドをつけてしまおうと思っていたのだが、世の中、予定通りにコトが進むなんてことはめったにあるもんじゃない。予定外の仕事だって、金になる以上は断るわけにはいかない。自由業なんていってるけど、不自由業なのだ、実際は。
 のりおくんが楽天の書評サイトを見つけて教えてくれた。なかなかいい評価を頂いているようで、嬉しい限りである。ついでに「デジタル写真の学校」でgoogle検索をかけてみたら、いやはや、たくさんのサイトが出てきた。存じ上げない方々がご自分のブログにお褒めの言葉を書いていてくださったりしていて、大感謝である。
 その本だが、売り切れ警告が出て、あわてて二刷を出すことになったのだが、その最終校正が明日上がってくる。午前中に出版社に行って目を通せばそのまま印刷屋に回り、月末にも増刷が出回ることになりそうだ。みなさんからご指摘いただいた間違いやミスは全部直っているはずだし、写真も何枚か差し替えられている。これが決定版になってくれれば、やっとボクの手を離れるわけで、やれやれ一安心である。
 明日から月末までスケジュールがびっしり詰まっている。木曜日から鬼嫁が帰省するというのに、のんびりする暇もない。千載一遇の息抜きチャンスがまんまと逃げていく。やれやれ。


【使えるワザ】
 というわけで、今日の一枚は正真正銘のたった1枚、これしか撮っていない。マンションのドアを出て2歩歩いたところが撮影ポイントである。手抜きの極致と言えよう。なので、偉そうに使えるワザなどをくっちゃべるのは差し控えさせていただく。厚顔無恥なキットくんではあるが、気弱なキットくんでもあるのだ。


撮影データ
カメラ

PANASONIC Lumix FZ10
撮影日 05/08/22 17:59
ISO感度 50
絞り F4
シャッター 1/100
露出補正値 -1
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 15.7mm
(35mm換算 94mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-22 22:07

2005/08/21 SUN(No.855)

とんぼ



 今日は朝からぐったり。昨夜は夏祭りが終わった後、片づけをやってから打ち上げに突入、午前様になった(らしい)。ボクにしてはかなりぐでんぐでんに近い状態で帰宅した(らしい)ので、どうやって風呂に入り床についたのか、はっきり言って記憶がない。当然、画像の整理なんてできるはずもなく、というか、朝探してみたけれどカメラが見当たらないし、もしやと思って昨夜打ち上げ会場になったマンションの集会室を覗いてみたら、そこに置き忘れていた。写真家がカメラを忘れるようでは世も末である。
 鬼嫁に内緒でプリウスに試乗してきた。なかなかいい車である。モーターで動いているときには、当然ながら全然音がしない。静寂性を売り物にしている車は多いけれど、無音にはかなわない。これなら、運転しながらショパンを聴いてもまったく問題なしだろう。ピアニシモまで綺麗に聞こえること請け合いだ。しかし、案の定高い。オプションでナビをつけただけで軽く300万円突破である。鬼嫁でなくても考えてしまうよね。だって、1.5リッターのハッチバック、ハイブリッドじゃなければ200万円だよ。


【使えるワザ】
 写真屋にお金を払いに行ったついでに、久しぶりに久伊豆神社に寄った。ボクは仏教徒だから、神様には用がない。別に拝みに行ったわけではなく、今日の1枚をゲットしに行ったのである。でも、何を撮るのか、アテがあったわけではない。この神社は歴史があるだけではなく、けっこう広い敷地を有しているので、お散歩していればなんらかの被写体が必ず見つかる。
 今日見つけたのはとんぼだった。駐車場脇の広場に群れ飛んでいた。その飛んでいるヤツを撮影。
 決して簡単ではない。飛んでいる虫を止めて写そうというのだから、言うまでもなくシャッター速度はかなりの早さが要求される。その早いシャッター速度を得るためには絞りを開けざるを得ないわけで、そうすると被写界深度が浅くなり、ピントが合う範囲が狭まる。
 一方、コンデジで飛んでいる虫に瞬間的にピントを合わせるなんて芸当はいくらプロでもできはしない。で、どうするかというと、フォーカスをマニュアルにして適当な距離に固定しておき、その距離のところにとんぼが飛んでくるのを根気良く待つのである。辛気臭いこと、この上ない。でも、運よくそういうとんぼが出現しても、画面の中に虫みたいに(虫だけど・・・)小さくしか写っていないのでは写真にならないから、当然望遠ということになるが、その望遠の狭い画角にあの素早いとんぼを入れるのがまた難しい。結局、数撃ち打法に頼るしかない。この1枚をゲットするために50枚以上の無駄撃ちをやった。フィルムなら破産である。


撮影データ
カメラ

PANASONIC Lumix FZ10
撮影日 05/08/21 13:14
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/640
露出補正値 -1
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 72mm
(35mm換算 432mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-08-22 00:45