<   2006年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2006/01/30 MON(No.1017)

水仙棚田



 携帯の目覚ましで6時に目覚めた。車の屋根を雨が叩いている。天気予報が大当たりだ。今回、わざわざ伊根に寄り道したのは、越前海岸にある梨子ヶ平(なしがたいら)の棚田への通り道からさほど離れていないということもあるが、新井(にい)の棚田でどうしても撮ってみたい写真のイメージがあったからなのだ。それは、新井集落の子どもたちが、棚田の中の道を3キロほど離れた伊根の小学校に集団登校する場面。このイメージがかれこれ1年ばかりボクの頭の中に住み着いていて、どうしても撮らないと決まりがつかない状態になっていたのである。
 ところが、とんでもない事態がボクを待ち受けいた。そのお陰で、子どもたちの撮影どころか、下手をすれば命まで失いかねなかった大事件だ。
 車中泊した道の駅から新井の集落までは、いったん国道に出て、そちらから入る道が表である。でも、海岸線を通る裏道があることは、去年ここに来たときに分っていた。集落から伊根の街中に通うにはその道が最短距離になる。ということは、この道が子どもたちの登校路である可能性が高いと踏んで、下見がてらそっちから棚田に入ろうと考えた。一応、小型の車なら2台がすれ違えるぐらいの道幅があるし、ちゃんと舗装もしてある。なにも問題はないはずであった。
 ところが、その道の途中で落石に直撃されたのである。左側は切り立った崖、右側は海に落ちる崖という道で、しかもくねくねと曲がりくねっていて見通しがほとんどきかない。ガードレールもあったりなかったりという具合なので、スピードは20キロから30キロ程度ののろのろだった。それが命を救うことになるとは、直前まで思ってもみなかった。
 左側でゴツッという大音響がしたと思ったら、いきなり車が左から押されるようなショックがきた。とたんにハンドルを取られ、急ブレーキをかけて止まったところは、前輪があと10センチで右側の崖に落ちるという寸前だった。最初はなにが起こったのか、呆然としていて分らなかったが、しかし、車を降りてみたら、ちょうどボクが通ったあたりにビール樽ほどの岩が落ちている。もちろん、前にはなかったものだ。それで謎が解けた。崖の上からの落石が、車のすぐ横に落ちてゴロッと転がった駄賃にボクの車にぶつかったのだった。左側の前のドアに明らかにそれと分るでっかいへこみと、引っかかれた深い傷が何本も走っている。岩には塗料の赤い色がへばりついている。まだ3ヶ月の新車である。泣きたくなってしまった。
 でも、受けた被害はへこみとキズだけで、幸いなことに他はなんともない。気を取り直して棚田に向かい、三脚を立てて子どもたちを待つ。待機姿勢に入ったのが7時半ごろ、学校が9時から始業するとして、3キロの道のりを歩くわけだから、その頃には通るはずだ。でも、結論から言うと、子どもたちの影も姿もなく、声さえも聞こえてはこなかった。集落に通じる道3本のうち、2本を見通せる位置で待っていたから、見逃すはずはない。残りの1本、一番距離がある道に行ってしまったのか、あるいは、スクールバスが通っていたのかも知れない。被害アリの無駄足、ついてないったらありゃしないのだ。でも、命が助かっただけでも良しとすべきかな。もしあの岩が車の屋根やフロントガラスに落ちていたら、たぶん今頃は閻魔様の前だ。

 早々に伊根を発ち、まっすぐ越前海岸を目指す。雨の中を5時間、けっこうな道のりだ。途中で雨は止んだけれど、空はどんよりとした厚い雲に覆われていて、まるで夕方のように暗い。まさにイメージ通りの山陰である。
 越前岬のすぐ上にある梨子ヶ平に着いたのは夕方だった。百選にも選ばれているこの棚田は、昔は千枚田と呼ばれていた通り、1000枚を越える田んぼが拓かれていたところだ。急勾配の斜面に、狭い棚田が階段のように耕作されていたという。その棚田の99%が、今は水仙畑に変わってしまっている。越前岬といえば野生の日本水仙で有名なところだが、この棚田ではその野生種が生花用として作られているのだ。田んぼの跡継ぎがだんだんいなくなり、放棄田が増えるとともに、急斜面の崩壊が心配されるようになった。棚田には、斜面に浸み込む水量を調節して、崖崩れを防止する役割もあるのだ。そのため、あまり手がかからずに栽培できる水仙が代替作物として取り上げられたという。
 水仙畑に変わったとは言え、地形は今でも美しい。しかし、ボクにはなぜか悲しい風景に見えて仕方がなかった。これが時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、棚田という一つの文化が消えていく背景には、農業軽視と効率至上主義をここに至っても反省しない政治の貧しさがある。ボクが確認しただけでも、消えてしまった百選棚田が4つもある。たぶん、10年後には消えてしまうだろうというところも10ヶ所ではきかない。棚田の取材は、この寂しさとの折り合いをどうつけるかの連続なのである。

 暗くなるまで撮影し、さて、今日の泊まりはと考える前に、一応携帯で天気予報を確認してみた。明日も雨だそうだ。それじゃ粘っても仕方がない。これから帰ることにした。夕食用に買ってあったコンビニ弁当を途中のPAで食べた休憩1回だけで連続8時間運転、へとへとになって午前3時にやっと帰宅した。


撮影データ
カメラ

CANON EOS20D
EFs10-22mm USM
撮影日 06/01/30 16:05
ISO感度 200
絞り F5.6
シャッター 1/60
露出補正値 -1/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 22mm
(35mm換算 35mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-31 22:49

2006/01/29 SUN(No.1016)

光速鉄道



 昨夜は、他のメンバーが枕元で大騒ぎをしているのも構わず、ボクだけ先に寝てしまっていたが、その相互好評会がお開きになって、みんなが自分の部屋に戻るときの足音で目が覚めた。寝ようとしていた同室のひろじぃさんに時間を聞いたら零時ちょっと前。目覚めたついでなので、酔い覚ましのつもりでもう一度温泉に浸かった。宿のご主人一家も寝てしまったみたいで、宿中がシーンと静まり返っている。鳥取の田舎温泉地では周囲も灯りもほとんど見えないし、物音もまったく響かない。風呂の窓を開け放って、真っ暗な夜空を眺めながらゆっくりと湯の熱さを楽しんだ。
 かれこれ1時間ばかりも入っていただろうか、ふと窓辺に寄って空を見上げたら、夕方までどんよりとした厚い雲に覆われていた空に星が瞬いている。その星の数が見る見るうちに増えていくではないか。急速に雲が晴れてきているようだ。そして、風呂から上がる頃には、満天の星空になった。地上の明かりがほとんどない田舎空なので、東京で見る星とは比較にならないぐらいの数だ。これだけの星空を目の当たりにしては放ってはおけない。撮影するしかない。
 しかし、この時間に酔払い運転で餘部に引き返して、夜空だけを撮影して戻ってくるのではリスクに見合わない。どうせ行くなら、始発電車や夜明けまで撮ってきたいではないか。そこで、午前4時まで待ってみることにした。4時になってもまでこの星空が残っていたら出かけようというわけ。
 ここで寝てしまったら起きられるわけはないので、部屋で昨日の画像の見直し。時間潰しにまた温泉。廊下に出て、窓から夜空を眺めながらタバコ。なんとか4時まで間を持たせた。
 一人ででかけて、朝になって「抜け駆けだ!」なんて後ろ指を指されるのもなんだから、お隣の部屋で寝ていたうみひこさん、鷲さん、唐芋くんに声をかけたらすぐに起き出してきた。好き物ぞろいなのである。4人で朝まで。死ぬほど寒かったけれど、やっぱり早起きは得なのだ。いい写真が何枚もゲットできた。

 写真は始発の特急である。肉眼でようやく山と空の区別が見え始めた程度、ほとんど真っ暗闇である。列車が310メートルの鉄橋を渡り終える時間の見当をつけ、30秒なら大丈夫だろうと考えた。勘は的中、ファインダーに列車が入ってきた瞬間にシャッターを切り、向こうのトンネルに列車の先頭が入ったときがちょうど30秒だった。トンネルだけでなく、下の集落や港の様子までちゃんと写ってくれた。

 宿に戻ってまた温泉に入り、ゆっくりと朝食を食べて、鳥取方面に海岸線をたどりながら、あちこちの港や浜で午後3時半まで撮影。解散したのは鳥取砂丘まであと一歩という城原(しらわら)海岸だった。山陰の松島なんて呼ばれている景勝地だ。
 鳥取経由で帰る関西メンバーやひろじぃさん、鷲さんと別れ、ボクはそのまま一人で兵庫方面に引き返す。今晩の泊まりは丹後半島の先端、伊根町の道の駅である。午後9時になると外灯が全部消灯され、真っ暗闇になるというとんでもない道の駅だ。行程5時間。前回ここで車中泊したときは、野猿のわめき声に夜中悩まされた。もちろん、車を停めているのはボク一人だけ。眼下に伊根港の寂しい灯かり、夜空には満天の星を見ながら、途中で買っておいたコンビニ弁当を食べる。今回は冬場なのでお猿さんも出てこないみたい。安眠できそうだ。


撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
EF28-135mm IS USM
撮影日 06/01/29 06:29
ISO感度 200
絞り F5.0
シャッター 30秒
露出補正値 0
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 56.0mm
(35mm換算 73mm)
その他 三脚
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-31 19:49

2006/01/28 SAT(No.1015)

厳冬の餘部鉄橋



 7時半、車の窓をコツコツ叩く音で目が覚めた。関西支部メンバーのご到着である。
 昨夜は結局、後の座席を前に倒して後部をフラットにし、そのスペースに斜めになって寝れば手足を伸ばせることが分かり、ぐっすりと安眠できた。ただ、寝返りを打つと体のどこかが必ずなにかにぶつかる。そういうことが気になる人には絶対に無理な車中泊であろう。幸い、ボクは寝るとなったら頭が枕につく瞬間には寝付いているというぐらい寝つきが良いし、いったん寝てしまったら地震だろうが雷だろうが、そう簡単には目が覚めない性質(たち)なので心配要らない。車高が低いので、後部に移って仕事をやろうなんて妙な気を起こすと頭を天井に何度もぶつけるから、弁当を食い終わって焼酎を飲んだらさっさと寝てしまうのが正しい車中泊のマナーである。
 西宮名塩SAから中国道を西進し、播但道終点の和田山からは国道9号を辿って山陰に向かう。途中は雪が降ったり止んだりのお天気。山越えの美方あたりでは1メートルぐらいの雪の壁が道の両端をふさいでいた。ところが、正午過ぎに餘部(あまるべ)に着いてみると雪の気配すらない。まったく降っていないどころか、積もってさえいないのだ。今年の山陰はすごい雪だと聞いていたけれど嘘っぱちであった。イメージの中では吹雪の餘部鉄橋を期待していたのだが、世の中そんなに甘くはなかったのだ。
 鉄橋のすぐ下にある喫茶店「かあら」で昼食を食べ、すぐに撮影に入る。メンバーは、関西支部から支部長のうみひこさん、KYOKOちゃん、せいかさん、みをさん、なにわ唐芋くん、ここ餘部から合流した中国支部・広島の薄頭の鷲さんと鳥取のひろじぃさん、それにボクを入れて総勢8名。
 山陰本線は上下ともだいたい1時間に1本ぐらいの間隔で列車がくる。鉄橋のすぐ袂にある餘部駅に停まる普通列車は二両編成、停まらないで通過する特急はもっと長い。絵なるのはえんじ色の2両編成ローカル列車のほうで、特急はこういう寒い風景にはそぐわない。鉄橋を渡る列車ごとに撮影ポイントを変え、最後は荒波が防波堤に砕け散る海岸のほうから撮った。風が強く、ものすごい寒さだった。
 この餘部鉄橋、鉄橋の高さは地上41メートル、日本一高い鉄橋である。明治45年に開通した。310メートルの全長が全部で11本の鉄骨橋脚で支えられているが、今年の秋、これらが撤去されて4本のコンクリート橋脚に交換されることになっている。つまり、明治以来の姿は今年が見納めということで、最後の姿を撮影できるチャンスが与えられたのは非常にラッキーだったと言わざるを得ない。うみひこ関西支部長に大感謝である。
 夕方まで撮影し、車で30分ほどの七釜温泉の宿「田正」に移動。ゆっくりと温泉に浸かり、夕食は松葉蟹づくし。鯛や平目の生き造りも豊富にあって、食べきれないぐらいだった。今年は新潟、盛岡、そしてここと、お散歩ネットの新年会は贅沢三昧である。
 夕食後、ボクはすぐに寝てしまったが、他のメンバーたちは遅くまで相互講評会をやっていたようだ。唐芋くんの熱弁がいい子守唄になった。

 写真は日本海の荒波が打ちつける防波堤からの撮影。寒さの感じを出すために露出をかなり切り詰めている。波飛沫が飛び散ったところがシャッターチャンスなのでずいぶん粘った。鉄橋を列車が渡っているときにももちろん撮ったのだが、残念ながら波飛沫とのタイミングが合わずボツ。


撮影データ
カメラ

CANON EOS20D
EFs 10-22mm USM
撮影日 06/01/28 14:30
ISO感度 100
絞り F5.6
シャッター 1/500
露出補正値 -2/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 11.0mm
(35mm換算 18mm)
手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-31 15:24

2006/01/27 FRI(No.1014)

頭を雲の上に出し



 講評書きは案外すんなりと終わった。夕食の時点で残り10作品まで漕ぎつけていたので、余計なことに手を出さなければ、そして、調子が良ければ難しい作品ばかりでも2時間あまりでやっつけられる。幸い、つまづくような作品がなかったので助かった。しかし、毎回のことだけど、後の作品になるほど講評がぶっきらぼうになる傾向がある。みなさんには、人生なんてそんなもんさと諦めていただくしかない。40作品以上も書き続けると疲れてくるのは当たり前、集中力を途切れさせないようにするだけで精一杯なのだ。丁寧に講評してもらいたかったら、いろいろと書くことが見つかるような下手くそ写真を投稿するに限る。それと、できるだけ早めに提出するんだね。早いもの順で書き始めるんだから。
 というわけで、久しぶりに2時半には寝ることができた。起きたのは8時。鬼嫁は友達んちでワインパーティーがあるそうで、下戸のくせにいそいそと出かけて行った。ボクは昨夜のうちに作っておいた作品集を見直し、ところどころ訂正を入れたり書き直したり。時間があればもっと丁寧に見直しをするところだけど、今日は関西に向けて出発である。準備を整えて、とりあえず銀行で昨日の反則罰金を支払い、油を満タンにした。出発は正午過ぎ。
 渋滞の都内をやっとのことで抜けて東名を下る。富士川SAで名物の桜海老かき揚げうどんを食べ、ついでに富士山の写真を撮る。今日は一日中移動だったから、結局、今日の一枚はこの富士山しかなかった。考えてみたら、関西方面に出かけるときの1枚はいつも決まって富士川SAからの富士山だ。ということはいつも同じような写真になってしまう。去年の分、一昨年の分と見比べてみても大した違いはない。進歩していない証拠だね。
 明朝うみひこさんたちと待ち合わせる中国道西宮名塩SAに到着したのが午後9時半、ちょうど600キロを9時間の行程だった。途中の関が原一帯では土砂降りだったけど、宝塚では降っていない。上空にはいくつか星が見えてはいるが、曇りがちのようだ。携帯で天気予報を見てみたら、山陰地方の明日は曇り時々雪だそうだ。しめしめ。
 前のエスティマはボクの移動ホテルだったけど、ちっこい車に替えてからはまだ一度も車中泊したことがない。後の座席を倒してしまえば寝られるという売り込み文句を信用して買ったんだけど、さて、果たして眠れるかどうか。ま、エスティマみたいに快適というわけはないだろうが、どこでもいつでも、どんな姿勢でも熟睡できる得意技がこういうときに生きる。積んであった焼酎の効き目にも期待できそうだし・・・。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/01/27 15:33
ISO感度 50
絞り F3.2
シャッター 1/1250
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 12.9mm
(35mm換算 51mm)
手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-31 14:51

2006/01/26 THU(No.1013)

あっち行け!



 週末の2日間、兵庫と鳥取の県境にある七釜温泉で関西支部の新年会兼撮影会がある。それに出席すべく明日発つ予定なので、それまでにネット撮影会10月分の講評書きを済ませてしまおうと、ここ
3日間ぐらいろくに寝ないでパソコンに向かっている。兵庫くんだりまでせっかく行くのだから、ついでに鳥取、岡山あたりの田んぼを回ってくるか、あるいは、福井から滋賀のルートにするか、とにかく寄り道をしてこようと思っている。帰宅するのは早くて31日、体力次第ではもっと遅くなる。そうなると、1月分の締め切りも過ぎ、宿題がまた増えてしまう結果になるので、とりあえず1ヵ月分だけでも消化してしまおうという魂胆なのだ。もっとも、昼間は昼間でいろんな用事がある。講評書きみたいな金にならない仕事を優先させるほど家計に余裕があるわけじゃないので、畢竟、寝る時間を削るということになってしまうわけである。なんとかあと10作品ぐらいまで漕ぎつけた。今晩中に作品集を仕上げ、眠くならなかったら11月分の仮公開までやってしまおうと目論んでいる。無理かな?

 まぐまぐから緊急メールが入った。たぶんほとんどの人はもう覚えていないだろうけど、もう一つのメルマガ「氷の国の一人旅」が半年間発行されていない。月末までに発行がなかった場合、廃刊手続きをとるというのである。実は、年初にも一回警告書を受け取っていたのだけれど、とてもじゃないが時間が作れない。そうこうしているうちに忘れてしまっていた。
 月末といえばあと5日、その間は既述したように関西方面である。講評書きを中断して発行作業をする手もなくはない。しかし、いろいろ考えたけれども、どうも、これに関しては潔く白旗を揚げたほうがいいみたいだ。というのも、「氷の国の一人旅」は2003年5月に発刊して、その年はまあまあ順調に27回の発行を行ったけれど、2004年に入ってからは忙しさのあまり遅れがちになり、2005年、つまり去年は実質的に「出せない」状態になってしまっていたからである。発行回数は2003年の27回に対して、2004年は8回、去年にいたっては2回しか実績がない。まぐまぐの警告書を受け取って、やっとのことで廃刊処分を免れるということが続いていたのだ。
 仮に今回の警告を逃れても、今後継続して発行できる保証は皆無、むしろ、発行できないと断言してもいいぐらいの状況だ。廃刊を免れようと四苦八苦したところで、いくらなんでも半年に1回しか発行できないではメルマガの態をなさない。1,503人の読者のみなさんには合わせる顔もないけれど、伏してお詫びするしかない。状況をなんとかご理解いただきたいと思う。いったん廃刊になっても、再開手続きをすれば再び日の目を見ることもできるそうなので、なんとか生活状況に余裕が出るようになったら続きを・・・と考えているけれど、現状ではそれも白紙状態としか言えない。ほとほと参ったちゃんのキットくんなのだ。

 写真は出羽公園。さっと行ってさっと撮って帰ってきた。こういう写真が最初に撮れると粘る必要がないからありがたい。5分もかからなかった。今日もテレコン大活躍であった。


撮影データ
カメラ

CANON
PowerShot S1IS
撮影日 06/01/26 15:00
ISO感度 50
絞り F4.0
シャッター 1/1250
露出補正値 -1
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 58.0mm
(35mm換算 665mm)
その他 テレコンx1.75
手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-26 21:58

2006/01/25 WED(No.1012)

ゲット!



 健康福祉村に行った帰り道でネズミ捕りに引っかかった。車をちっこいのに買い換えて以来、あまりすっ飛ばさなくなっていたので、でっかい旗を持ったおまわり屋さんが道端に飛び出してきたときには、まさかボクの車が標的だなんて思いもしなかったが、計測器の表示は確かに20キロオーバーになっていた。40キロ制限のところを時速60キロで走ったというわけ。60キロなんて、車にふだん乗っている人なら分かるだろうけど、ごく普通のスピードだ。それでも、計測されてしまえば言い訳無用、大人しく観念するしかない。とは言うものの、やっぱ腹が立ったので、60キロと印刷された計測器のスリップをターゲットにして、「この60キロというのは、60.0キロと印字してないということは59.9キロである可能性もある」とゴネてやった。20キロオーバーは罰金15,000円だが、19.9キロなら12,000円、3,000円も違うのだ。点数だって2点のところが1点で済む。もし四捨五入でもしていたら勘弁してやんねーぞというつもりだった。
 そしたら、お答えは簡単。計測スピードから無条件に5%引き、さらに1キロ少ない数字が出ることになっているのだそうだ。ということは、実際には64.2キロだったということ。これじゃゴネ得はないね。
 しかし、腹に据えかねるのは、車載してあるレーダー探知機が「ピ」とも鳴らなかったこと。なんのための探知機じゃ!と愚痴っていたら、おまわり屋がほくそ笑んで曰く、「光電管だからネ」だと。自動ドアの感知器みたいなヤツを10メートル間隔で2本置いて、その間を通過する時間で計測するタイプだ。電波じゃないからレーダー感知器には引っかからないというわけ。越谷警察も味な真似をやってくれるもんだ。グゥの音も出ない。
 免許を取得して40年、その間ずっと車を所有していたわけだが、これまでに反則金を支払ったのはスピード違反が2回、追い越し禁止が1回、駐禁が1回、それに、去年の農道での左折禁止が1回、都合5回しかない。40年で5回、すなわち8年に1回の勘定だ。去年の左折禁止を除けばすべてがまだ若かりし頃のことなので、去年まではゴールド免許が光り輝いていた。それが、ここ半年で2回立て続けである。すっかり犯罪者が板についたみたいだ。
 しかし、40キロ制限のところでのネズミ捕り、引っかからない方がどうかしている。実際、そこを通る車はほぼ100%やられていた。切符を切られている間にも、面白いように次から次に犯罪者が出現する。警察も心得たもので、なんと、パトカー7台が脇道に隠してあった。総勢20人ばかりのおまわり屋が出張っていて、流れ作業のように切符を切っていく。笑っちゃうしかないね。あんまり面白い光景だったので写真を撮ろうとしたら、「ダメですよ!」と止められた。強引に撮る手もあったけれど、最近のおまわり屋はすぐにピストルを撃つから危ない。我慢してやった。

 で、今日の写真はまだそういう罠に陥ちようとは夢にも思っていなかったときの撮影。久しぶりにテレコンバーターを装着して撮った。カメラを購入したときに、ついでに純正のテレコンとワイコンを買ってあったのだけれど、最初のうち2、3回使っただけで放ったらかしにしてあった。公園での撮影なのでひょっとしてまた鳥写真になるかも知れないと思い、念のために持っていったのだ。
 タダでさえピント精度が悪いコンデジにテレコンをつけるわけだから、1点ピシャリのピント合わせなどほとんど期待できない。この写真も、手前の葉っぱに合焦してしまい、肝心のヒヨちゃんは少しボケ加減。もっとも、開放より1段絞ってあるし、被写界深度は奥に深いの原則通り、辛うじてセーフの範囲である。コンデジの換算665mmでここまで撮れれば、まあ合格であろう。


撮影データ
カメラ

CANON
PowerShot S1IS
撮影日 06/01/25 14:30
ISO感度 50
絞り F4.0
シャッター 1/1250
露出補正値 -1
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 58.0mm
(35mm換算 665mm)
その他 テレコンx1.75
手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-25 23:27

2006/01/24 TUE(No.1011)

百舌



 マンションの管理事務所を拡張することになり、今日は業者との契約でほとんど一日中拘束された。単に部屋の中を改造するだけなら簡単だが、セキュリティシステムの配線やら配管の取り回しやら、細かいところまで詰めていかなくてはならないので時間を食う。午前中でやっと話がつき、契約書には夕方サインした。来月早々に着工し、3月の中旬には新しい事務所がオープンする。従来は、管理人2人が仕事できればOKという程度のスペースしかなく、理事は仕事を自宅に持ち帰ってこなしていたのだけれど、スペースが広がるので今度からは事務所に詰めていることができる。ここ数年来、理事会で負うべき仕事量が飛躍的に増えていたところだったので、これでずいぶん楽になるはずだ。ボクのデスクやパソコンも用意されるはずなので、鬼嫁に気を使う必要がなくなるのがありがたい。なんせ、只働き同然の仕事なので、家でシコシコやっていると風当たりが厳しくなるのだ。

 昨夜は、ネット撮影会の講評書きをやっている最中、ふとカレンダーに目をやったら、なんと、今週末は関西支部の新年会に出かける予定が入っている。なんとなく頭の隅っこには入っていたのだが、忙しさにかまけているうちに忘れていた。なにも計画を立てていない。せっかく鳥取の一歩手前まで行くというのに、手ぶらのとんぼ返りでは時間も金ももったいない。ついでだから、あのあたりのめぼしい田んぼでも見てこようと思っていたのだ。
 ということで、ネットで情報を集め、地図を睨んでいたら、いつの間にか朝になっていた。この時期の田んぼはあんまり写真にはならないのだけれど、逆に言えばこの時期のストックが少ないということだから、こういう機会は有効活用しないといけない。寒い時期の車中泊はちょっと辛いけれど、鳥取の若狭町から山越えして、岡山の佐伯町あたりまで足を伸ばし、もし時間が取れるようだったら京都の嵯峨あたりをぶらついてくるつもり。金曜日の夜こちらを出て、戻りは火曜日か水曜日だな。

 午後、ちょっとだけ時間が空いたので、総合体育館の脇の池まで野鳥を撮りに行ってきた。バリケン(野鳥じゃないけど・・・)やマガモ、カラスなら必ず撮れるところだ。こういうでかい鳥なら演技してもらいやすい。強風の中、寒いのを堪えて撮影していたら、背後でキィキィキィと異なさえずりが聞こえた。驚かさないようにゆっくりと三脚を回し、枯れガマに止まっていたモズをゲット。上空をカラスの群れが飛びまわるのですぐに逃げられてしまったけれど、5枚ばかりシャッターが切れた。演技なしの図鑑写真だが、今日はこれでご勘弁。


撮影データ
カメラ

CANON EOS20D
FD 500mm f4.5
FD-EOS Converter
撮影日 06/01/24 14:27
ISO感度 100
絞り F4.5
シャッター 1/800
露出補正値 -2/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 マニュアル
焦点距離
(35mm換算) 500mm
(1200mm)
その他 三脚
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-24 20:13

2006/01/23 MON(No.1010)

金平糖



 一歩も外出せず、ずっとパソコンにへばりついていた。とりあえずの外注仕事は昨日までに片がついたのだけれど、個人的な積み残し作業がたくさんある。明日できることは今日やらないという座右の銘にしたがって、急がなくてもいいものはどんどんデスクの裾に積み上げてあったのだが、その書類の山がさすがに崩壊一歩手前になった。山の上から順に片付けていく。いくらやっても減らない。やれやれ。
 まずは年賀状。出したのが350通ばかり、来たのが250通ばかり、これらをちゃんと住所録に記録しておかないといけない。住所が変更になっている人もいるし、いつの間にか行方不明になって返送されてきたのもある。この整理をやっておかないと今年の暮れになって困ることになる。
 次は、あちこちから頼まれていた画像のレタッチ。全部で14枚。頼む方はせいぜい1枚か2枚だからと思って気軽に頼むのだろうが、集まってくるこちらは1枚や2枚じゃ済まないというわけ。断れない軟弱な性格がこういうときに災いする。
 マンションの理事会と連合会の書類のお片づけ。2ヶ月分まるまる積み上げてあったものを、議題別にファイリングする。ただ綴じればいいだけでなく、それらに関連すると思われるテーマは、次の会議のために新たな書類にしておかなくてはならない。やっかいだけど、引き受けた責任だからパスすることはできないのだ。
 メールにご返事。仕事関係のやりとりでペンディングにしてあったものがいくつかあり、依頼を引き受けるのかお断りするのか、態度をはっきりさせる必要があるものがある。1つだけお受けし、3つはお断りした。
 棚田写真のレタッチ。作品になりそうなもの205枚は去年ゴン太のところに送ってあるのだけれど、それ以後に撮影したものの中から選んだ40枚ほどをちゃんとした画像に仕上げなくてはならない。これはけっこう時間を食った。出来上がりをCDに焼こうとしたら、どうもうまく行かない。ドライブが壊れたのかも。原因究明は明日以降に延期。
 極めつけはネット撮影会の講評書き。晩メシを食った後になってやっとここまで手がついた。今晩はここまでだな。

 今日の写真は駄作である。フラッシュの使い方についてもう1年以上書いていないので、新しい読者向けに解説しようというのでこういう写真を撮った。教材写真というわけ。
 すでにお気づきだと思うが、ボクはめったにフラッシュを使わない。常時設定は「発光禁止」である。発光させて撮るのは年に1回あるかないかぐらい。理由は簡単。フラッシュを発光させて撮った画像は、ほとんどの場合絵にならないからである。正面からピカッの写真では被写体に陰影が出ない。写真は陰を生かしてはじめて写真になるわけで、陰ができないフラッシュ一灯撮影は愚の骨頂なのだ。
 でも、フラッシュを焚くことで陰を生かす例もなくはない。この写真がそれで、縦位置のマクロ撮影(15センチぐらい)だから、正面からではなく斜めから光が当たっているのである。横位置だと真正面からの光になるので、つまらん写真がもっとつまらなくなるが、斜めからだと奥行きが出る。また、フラッシュ撮影時にプログラムAE(P)にしておくと、ピントが合った部分にちょうどいいようにカメラが光の強さを調節してくれるので、光が届かない背景部分は暗く落ちる。バックの処理をカメラがやってくれるようなものなので手間要らずなのだ。フラッシュを焚かないで撮影した画像をブログ版に載せておくので比較してみて欲しい。
 なお、露出補正を通常設定の-2/3からゼロに戻す代わりに、フラッシュの発光補正を-2/3にしてつり合いを取っている。光を弱めるのだから合焦部分に関しては露出的に同じであるが、ただ、光を弱めた分、届く距離が短縮される。背景を落とすためのワザである。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia 8080 WZ
撮影日 06/01/23 19:06
ISO感度 50
絞り F3.5
シャッター 1/125
露出補正値 0
WB 晴天
露光方式 プログラムAE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 35.6mm
(35mm換算 140mm)
その他 手持ち撮影 マクロモード
内蔵フラッシュ 発光補正-2/3
レタッチソフト ちびスナ


フラッシュを使わない場合の写真
F3.5 1/6 露出補正-2/3


[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-23 21:49

2006/01/22 SUN(No.1009)

二人



 昨夜は眠気に負けて寝てしまいメルマガ配信ができなかったので、今朝は早起き、罪滅ぼしにまずは宿題を片付けた。一安心である。
 昨日の雪が嘘のような上天気だ。日が当たる路面の雪はどんどん溶けていく。しかし、マンションの裏手、ボクの車が置いてある駐車場部分はこの時期まったく日が射さないので、10センチばかり積もった雪が凍結してバリバリになっている。子どもたちは大喜びだが、駐車場周りなので危なくて仕方がない。ボクの車はスタッドレスを履いているからいいが、普通タイヤの車が大半である。当然ブレーキの効きを当てにできる状態ではないので、出入りする車からいちいち注意される。注意された直後は大人しくしているけれど、その車が見えなくなったらもう知ったことじゃない。さすがにこりゃいかんというわけで、わざわざ下まで降りていって厳しく注意した。でも、ボクが注意しても効果なし。「わ~い、ヒゲキットだ」と逆にからかわれ、果ては雪玉まで投げつけられる始末。どうも、このマンションでのボクの権威は日を追うごとに下がっているみたい。いかんなぁ・・・。
 昨日あれだけ雪景色を堪能したのに、まだ足らない。今日は遠出できない用事があったので、市内をちょっと走り回ってみた。いつもの見慣れた風景も、雪という衣装を被るとまったく違った景色になる。あんまりいい写真は撮れなかったけれど、新鮮な気分に浸ることができた。

 今日は、某財団からの依頼で、昭和記念公園でのディスクゴルフ大会の写真を撮ることになっていたのだが、昨日の雪のせいでそれが中止になってしまった。ちょっと面倒な、時間のかかる仕事を抱えている矢先だったので、稼ぎは減ったけれども天の援けである。終日パソコンの前に座っていた。でも、書斎での電気ストーブ使用は鬼嫁から自粛要請されている。どてらに毛布の重装備でも寒いのなんの、足元から冷えがどんどん体を蝕んでいく。「ひぇ~、寒い~!」と日の当たる居間に出て行くと、鬼嫁から韓国の女優がどうしたの、なんとかいう司会者がこうしたのと、ボクの脳味噌にはてんで理解不能な話を聞かされる。ただでさえ軟弱な脳味噌がそのたびに混乱してしまうので、書斎に戻ってから思考を正常化させるのが大変だ。やっとまともに考えられるようになる頃には、せっかく温まった体がまた冷えてくる。
 問題は電気ストーブなのだ。とにかく30年ぐらい昔の古いものなので、これを使うと電気代が半端じゃない。そういうことにはあまり関心がないボクでさえ、鬼嫁から見せられた電気代の請求書を見てブッ飛んだもんだ。たかだか書斎を暖める程度の暖房機器だ、新しいのを買ったって大した額じゃないし、鬼嫁もめずらしく「買っていいよ」と言ってくれるのだが、どうもボクは、こういう古いものをただ古いというだけで捨ててしまうというのに抵抗がある。まだ使えるし、愛着もあるからだ。壊れてくれさえすれば捨てられるのに、使わないんだもの、壊れるわけがない。というわけで、何年も寒さに我慢を強いられているのである。自業自得を絵に描いたような話だな。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia 8080 WZ
撮影日 06/01/22 12:59
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/1250
露出補正値 -1/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 26.0mm
(35mm換算 102mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-22 21:56

2006/01/21 SAT(No.1008)

雪の日



 天気予報が雪だったので、それを確認してから床に入った。越谷の降り始めは午前4時、眠たいのを我慢して確認したのが正解だった。
 たとえお散歩写真であっても、普段目にしている風景は、気象条件が異なるとまったく違った風景になる。そういうことがあるから、ボクは、近場の景色の中から、たとえば夕焼けが綺麗なときはここ、台風一過はここ、というぐあいに、天候状態が自分の考えていた状況になったときには、なにも考えなくても駆けつけられるように、常に撮影スポットのスペアを考えておくようにしている。渡良瀬遊水地は、確実に霧が出るだろうというときと、雪が降ったときのために用意してあるスポットなのである。今日は雪、さっそく渡良瀬遊水池に出かけた。日頃から、こういう状況が発生したらどこそこに駆けつけるという選択肢は用意しておくべきものなのである。
 で、雪の日のためにスペアしておいた渡良瀬遊水池だが、駆けつけてみたら思っていた以上に素晴らしい景色を見せていた。午前10時頃から、日没の午後4時過ぎまで粘ってかれこれ1000枚ぐらいの写真を撮った。事前にイメージを膨らませておかなかったら、たぶんその1/10も撮れなかったに違いない。スポーツと同じで、写真撮影もこういう一見無駄と思える行為の蓄積なのである。
 しかし、さすがは名にし負う渡良瀬遊水池、出張っていたカメラマンの数も半端じゃなかった。到着するまでの国道の路面は積雪でつるつるだし、遊水池の敷地内は入ってくる車両の数が少ないのでもっと厳しい状況だったのに、当たりをつけておいた撮影スポットの周辺には何十台もの車が駐車スペースを争うようにして止まっている。車で入ることができない脇道には、徒歩で向かったと思われる足跡がいくつも重なっている。考えることはみんな同じなのである。
 でも、丸一日歩き回ってみると、ボクの足跡が一番最初というようなスポットもあるし、逆に、足跡を辿ることで、今まで知らなかったスポットに案内されるということもある。ずっと降雪が続いていた割には風もなく、暖かな日和だったこともあって、非常に気分のいい撮影行だった。
 帰りに古河の総合公園に寄り、例の茶畑と茅葺き屋根の場所で撮影、帰宅は午後6時。急いで夕飯を掻き込んでから、マンションの月例会議を零時過ぎまで。それが終わって焼酎を一杯飲んだら起きていなれなくなった。画像の取り込みとメルマガ配信は翌日回しになってしまった。
 今日の写真の注目点は露出補正。ボクの普段の設定は-2/3だから、ゼロということはボクの感覚ではプラス補正である。このプラス補正の幅が足りないと白い雪が灰色の雪になってしまう。補正しすぎると白飛びになる。雪は白いものだから白く写すというのが原則だと思っていればいい。ただし、多少グレーになったり青味がかったりしても、画面全体のトーンとの兼ね合いや、絵としての雰囲気が優先する場合もあるので、あまり厳密にこの原則を適用するのも考え物である。同じ雪景色でも明るい雰囲気が欲しい場合もあれば、この写真のように、やや暗めの落ち着いた印象を大事にしたい場合もある。参考までに、ブログ版に10枚ばかり今日の写真載せておく。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia 8080 WZ
撮影日 06/01/21 14:32
ISO感度 50
絞り F5.6
シャッター 1/80
露出補正値 0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 14.7mm
(35mm換算 58mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ


おまけ

1.


2.


3.


4.


5.


6.


7.


8.

[PR]
by osampodigicame001 | 2006-01-22 11:22