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2006/02/28 TUE(No.1046)

携帯画像



カメディアによる画像


 ネット撮影会11月分の講評書き直しが終わり、作品集をアップした。ファイルが行方不明になって一時は落ち込んだが、書き直してみたら意外と簡単だった。だいたいの筋書きは記憶にある。なので、最初からじっくり「鑑賞」する必要がないためだ。でも、書き直してみたら文章量は倍以上になった。今回の講評は、かつてないほど丁寧なのだ(笑)。
 明け方まで講評書きをやり、お昼に起きてその続きを一心不乱にやっていたら、今日の1枚のためにでかける暇がない。しょうがないので今日は室内撮りである。数日前に接写の画像を掲載した同じ水仙だ。早くも枯れてしまった花があるので、そういう花は摘み取ってしまい、みずみずしさが写らなくてもいい距離から撮った。背景は大判カメラでの撮影で使う黒い被り布である。壁に押しピンで垂れ下げ、その前に花瓶を置いただけの簡易スタジオである。照明は、窓のレースカーテンを通した外光が真横から、それに、ほとんど真上からの蛍光灯(昼光灯)だけ。いわゆる2灯撮影というヤツだ。戸外が晴れていたら横からの1灯が強すぎるので、反対側にもう一個照明を用意しないといけないところだが、幸い今日はどんよりとした曇り空、これでちょうどいい感じになった。
 機材は取って置きの携帯電話である。200万画素機の最初のもので、飛びついて買ってはみたものの、とても使えるシロモノじゃないということがすぐに明らかになり、このメルマガでは使用が長らく封印されていた。今回再登板が適ったのは、単に三脚を立てるのが面倒だったからに過ぎない(笑)。というのは冗談で、ちゃんと840万画素のカメディアでも三脚を使って撮ってある。画像比較をするために携帯カメラを使ってみたというのが真相。
 で、結論から言うとやっぱり使い物にはならない。CCDのサイズが小さすぎるので階調がほとんど潰れるし、画像エンジンも下の下なのでエッジ処理も汚い。待ち受け画面サイズに縮小してやっと使える程度の画像しか取り出せないのだ。そもそもそういうことを主目的に開発されたものだろうから、文句を言う筋合いでもないけどね。ブログ版に比較画像を併載しておくので興味がある方はどうぞ。

 ところで、このメルマガ、こないだ1000号に到達して、めでたいめでたいなどと騒いだと思ったら、そろそろ3周年である。発刊が2003年の4月20日だから、19日が3年目になる。石の上にも3年というけれど、モノグサキットがこれほど長期にわたって同じことを続けてこられたというのはほとんど奇跡に近い椿事であるから、なにか記念になることを企もうと思い始めている。たまたまネット撮影会の講評書きが面白く感じた躁状態であるということもあって、ネット撮影会の衣替えなんてどうかなという漠然としたアイデアがある。まだ突き詰めて考えたわけじゃないけど、ちょうどその頃に累計発行部数も500万部になりそうだし、お散歩ネット会員数も500人を突破しそうだ。節目という意味では、これほどいい時期はあるまい。


撮影データ
カメラ

Docomo SH505iS
撮影日 06/02/28 14:26
ISO感度 オート
絞り F2.8
シャッター オート
露出補正値 -2.0
WB オート
露光方式 -
測光方式 -
合焦方式 標準
焦点距離 -mm
(35mm換算 -mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/28 14:26
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/15
露出補正値 -4/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 16.5mm
(35mm換算 65mm)
その他 三脚
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-28 22:01

2006/02/27 MON(No.1045)





 税務署に申告書類を届けに行った。長い行列の後ろについて待つこと30分、窓口では係員2名が次から次に行列を捌いていくのだが、順番に当たった人がまるで申し合わせたようにいちゃもんをつけられる。ここを書き直せだの、この計算が違うだの、ひどいのになると、提出書類が揃っていないなんてのもいる。係員もいい加減頭にきているらしく、だんだん口調がつっけんどんになっていく。こりゃあまずい!ボクの書類だってどんなケチをつけられるか分かったもんじゃない。せっかく終わってほっとしているのに、持って帰ってやりなおし!なんて宣告された日にゃ泣くに泣けない。
 で、ようやくボクの順番が回ってきた。青申と確定申告の2種類である。ケチをつけようと思ったらいくらでもつけられそうだ。なんたって、最後の最後、帳尻は逃げも隠れもしないでっち上げだからである。額を汗がたらっと流れる(ような気がした)。でも、運命の女神はやっぱりボクには優しいのであった。ちらっと見ただけでハンコをポンポンと押して、「はいっ!ご苦労さん」、ものの10秒で受付終了だ。お墨付きのでっかいハンコが押された控えを貰って、後ろも振り返らずさっさと逃げてきた。ふぅーっ・・・。
 帰りに例の瓦曽根堰に行って双眼鏡片手にカワセミ探し。今日もかれこれ1時間ばかりきょろきょろしてみたが見つからなかった。覚悟はしていたけれど、見つかるまでは持久戦だな。本気で見つけるつもりなら朝駆けもやらずばなるまい。でも、早朝はたいてい夢の中だし、気長にやるしかないみたいだ。

 静岡支部長のとしさんから、戦車の射撃競技大会のご案内をいただいた。去年の9月に嵐で流れてしまった総合演習ほど大規模じゃないみたいだし、見られるのは戦車の実弾射撃だけみたいだけど、自衛隊のうちうちの催しらしく、ほとんど見学者がいない環境で撮影できるという。日にちは3月9日(木)、午前中だけの大会なので早出になる。見学人数に余裕があるみたいなので、ご希望の方は午前8時に東名御殿場IC出口に集合してください。ただし、お散歩ネット会員に限らせていただきます。耳栓と防寒具をお忘れなく。

 写真はうちのマンションからの今日の夕焼け。まるで楔(くさび)のように赤い夕焼けが空を突き刺している。ちょうど前線の境目部分である。明日は晴れる。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/27 17:31
ISO感度 100
絞り F3.5
シャッター 1/40
露出補正値 -4/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 35.6mm
(35mm換算 140mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-27 21:24

2006/02/26 SUN(No.1044)

雨の河畔



 終日雨。寒い。けれども、それは底冷えのする寒さではなく、冷たいと言ったほうがいいような寒さだ。季節は紛れもなく春の匂いを漂わせている。
 税務申告も終わったし、連合会の書類仕事も目先の分は片がついた。心置きなく講評書きに没頭できる態勢が整ったことになる。で、その講評書きの手始めに、すでに書いた11月分の見直しから始めようとしたら、不思議なことにどこのフォルダーにも入っていない。念のためにファイル検索をかけてみても、出てくるのはすでに作品集に書き入れたカスばっかで、肝心のファイルが出てこないのだ。いったいどうしたんだろう。保存もせずに閉じてしまうなんて初歩的なミスをするはずはないし、ハードディスクが壊れた様子もない。いやはや、参ったちゃんである。
 しかし、11月分の講評はすでにいったん書いたわけだから、それぞれの作品に対してのいちゃもんの筋道は分かっている。書き直しするにしても、以前書いた筋道を思い出しながらでいいから、気分的にはへこむけれども苦にはならない(と思う)。ただ、作者コメントやデータを最初からコピペしていく必要があるし、時間的にはけっこうたいへんだ。いやはや、参ったちゃんである。
 で、気分転換に葛西用水にカワセミを見つけに行った。かなり強い雨が降っているので、こういう日ならお散歩おじおばが通らない。見つけやすいと思ったのだ。厚手のジャンパーに長靴といういでたちで傘を差し、双眼鏡を片手に川岸で1時間ばかり立ちん坊。しかし、その甲斐なく発見に至らず。寒さが骨まで染みてきたので退散したが、カワセミを見たという情報にいかにも真実味があるような場所だ。ここならいてもおかしくないという感じを強くした。いずれは見つけられるという予感がする。

 写真は、そのカワセミ発見情報があった場所である。元荒川と葛西用水は、久伊豆神社の先から並行して流れ、ここの水門で合流して1本になる。ここから下流へ3キロばかり流れて中川に注ぐのである。
 2本の川を隔てていた真ん中の土手がここで途切れる。その途切れる部分があたかも中州のようになっていて、そこには葦が生い茂り、柳を始めとする木立がちょっとした林を作っている。その林が野鳥の溜まり場であることは前から気づいていた。といっても、コサギやカラス、スズメにヒヨ、セキレイといった見慣れた野鳥ばかりで、まさかカワセミとは夢にも思わなかったのだ。まだほんとにカワセミがいるのかどうか確認が取れたわけじゃないけれど、もしいたらすごく嬉しいだろうと思う。周囲は住宅地だし、ここのすぐ背後にはラブホがあるような場所だ。それでもしぶとく自然が残っている、それが嬉しい。いたらいいな。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/26 12:40
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/250
露出補正値 -2/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 23.4mm
(35mm換算 92mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-26 23:31

2006/02/25 SAT(No.1043)

水仙薫る



 今朝の4時半までかかってやっと税務申告の計算を終えた。お昼に起きて印刷。国税庁のホームページに提出書類の入力フォームがあるので、それに数字を入れてクリックすれば、そのまま提出できる形でプリントが上がってくる。今日は金曜日、税務署は混みあうに違いないので、持って行くのは来週にする。やれやれ、一安心である。
 雷鳥社の鬼の編集者から電話。「デジタル写真の学校」の三刷が決まったとのこと。初版がものの半月ばかりで売り切れ、すぐに二刷を出してあったのだが、ポチポチとさばけてとうとう品切れになったというわけである。出版してすでに半年経つのでそろそろ絶版にしても良さそうなものだが、出版社としてはまだ売れると踏んでいるらしい。ボクとしても、いまだに欲しいという人がときどき現れるので、なくなったら困るなと思っていたところだった。最初の頃の飛ぶような売れ行きは期待できないだろうけど、探せばどこかで見つかるという状態であってくれればありがたい話である。

 鬼嫁が近所の友だちんちの庭から水仙を切ってきた。それをお魔女製の花瓶に生けておいたら、家中がむせ返るぐらいに薫る。食卓に置くとメシのときに気分が悪くなるぐらいだ。隣の部屋の窓辺に置いてちょうどいいぐらい。この時期、日本水仙はあちこちで花をつけているが、外ではあまり香らないので、こんなに強い香りがするものだとは思わなかった。
 水仙といえば、自己陶酔の激しい人を指すナルシストの語源になったことで知られるが、そのナルシサスではなく、こちらはダフォディルである。ラッパスイセンというのが正式名だが、今では日本水仙と呼ばれてごくポピュラーな花になっている。こないだ餘部鉄橋撮影会の帰りに立ち寄った越前岬の水仙も、生花として出荷する園芸品種はこれだった。寒い時期に花をつけるので、正月の飾り花としてけっこう人気が高いのだそうだ。
 ところで、ナルシストの語源になったという逸話はギリシャ神話に出てくる。水に映る自分の姿に陶酔しすぎた少年が水仙に姿を変えるという他愛のない話である。しかし、どうもその話がナルシストの語源じゃないという説も有力らしい。ギリシャ語で麻酔のことをナルケーというが、それが大もとだというのである。家中にこもる香りにくらくらしていると、こちらの語源説を信じたくなってしまう。
 写真はその水仙である。窓辺だけど外は曇りがち、直射日光が当たる環境じゃないので写真撮影には持って来いである。逆光で露出補正をプラスにし背景を飛ばす。ホワイトバランスはオート。白い花を写すときはそれが万能である。
 ところで、日本水仙の群落地は各地にある。有名どころでは伊豆の爪木崎、福井の越前海岸などがあるが、ボクがここが一番!と思っているのは淡路島の黒岩水仙郷だ。500万本は伊達じゃないというのが実感できる。関東近辺なら茨城のひたち海浜公園、自生じゃないけどいろんな種類が楽しめる。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/25 14:59
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/10
露出補正値 +1/3
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 23.4mm
(35mm換算 92mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-25 21:23

2006/02/24 FRI(No.1042)

ふくよか



 市の広報公聴課から電話。来月に予定されているマンション連合会セミナーのお知らせを市の広報に掲載するについて、その原稿が大至急欲しいという。市が後援することになっている催しなので、万が一にも間違いがあっては困る。広報課のほうで原稿を起こしてもらうつもりだったのに、そこはお役人、間違っても責任が降りかかるようなことはしたくないと見える。仕方がないので急いで原稿を書いて届けに行った。
 今回のテーマは、マンションで火災が発生した場合の管理組合としての対応と、マンション保険の効力についてが一点、今話題の建物耐震強度の問題が一点。特に、耐震強度の問題については、81年以前に建築された、うちみたいな古いマンションでは非常に関心が強い。強度計算書がない場合が大半なので、自分が住んでいるマンションが果たして地震に堪えられるかどうか、不安を抱いている人が多いのだ。市のほうにもたくさん相談が寄せられるみたいで、今回のセミナーには市当局の期待も大きい。
 一昨日の会議で、スピーカーをやってくれる予定の建築士さんが概要を説明してくれたのだが、結論から言うと、たとえば震度6強の地震に見舞われたときに建物が倒れるかどうかは、耐震強度が1.0を上回っていようがいまいが、事前に分かることではないものなんだそうだ。姉歯マンションみたいに強度が0.7とか0.5しかなくても、倒れないときは倒れない。逆に、強度1.0のお墨付きがあっても、倒れるときは倒れる。
 地震の規模を示すマグニチュードというのは、あくまでエネルギーの総量であって、地震がどういう揺れ方をするかを示すものではない。揺れ方は地震によって、また、建物の形状や土地の性質によって千差万別、その千差万別の揺れ方にたまたま適応できなかった建物は壊れるし、強度が不足していたとしても、揺れ方に適応できれば壊れない、そういうことなのだ。なので、耐震強度がいくつというのは、実際的にはあまり意味がないとも言えるわけ。
 とは言っても、住民にしてみれば、壊れるのかそうでないのか、やっぱり前以って知っておきたいだろう。強度計算書がない建物では、改めて調査をしてもらって強度をはじいてもらわなければならないわけだが、まあ、一種の気休めというか、そういう意味では管理組合としてやっておくべきだとの考え方も成り立つ。どこに頼めばいいのか、費用はいくらかかるのか、具体的にどういう調査が必要なのか、そういったことをセミナーの結論にするつもりだ。

 市役所の帰りに香取神社に寄った。雛人形が展示してあるという情報を酒仙爺さんが教えてくださったので見てみようと思ったのだ。神楽舞台に2セット、社務所の中にも数セット、けっこう古そうな雛壇が飾ってあった。神主の奥さんがニコニコ顔でご挨拶に見えて、「どうぞ、ごゆっくり見ていってくださいな」とおっしゃる。お言葉に甘えて小一時間ばかり撮影させていただいた。
 暗いところに展示されてあるので、感度をISO400まで上げてもシャッタースピードが稼げない。手ブレ承知の数撃ち打法である。ドマクロの撮影なので、ほんのわずかの手ブレでも絵にはならなくなる。100枚ばかり撮って、助かったのは10枚に満たなかった。
 この写真、手ブレではないし、ピンボケでもない。レンズに息をハーッと吹きかけて、即席フォギーで撮っている。その上でさらにフォトショでガウスを4回重ねた。感度を上げたことによるノイズがほとんど消え、エッジが柔らかくなる。雛人形が持つふくよかな印象だけを抜き出すワザである。
 なお、わざと手ブレを承知で撮るという撮り方もあるし、エッジを立てて人形のりりしさを出す撮り方もある。要は、人形が持っている雰囲気をどうやって写真に写し取るかなのだ。三脚を使ってきっちり撮るだけが能じゃないということ。作例をいくつかブログ版に載せておく。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/24 12:43
ISO感度 400
絞り F3.2
シャッター 1/25
露出補正値 -2.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 23.4mm
(35mm換算 92mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ


おまけ画像

普通に撮るとこういう写真になる。


男鄙のりりしさを強調するには、影を上手に使うといい。




人形に顔によっては、おどろおどろしさを強調したほうが面白い場合もある。


こういうのが夜中に出てきたら怖い。

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by osampodigicame001 | 2006-02-24 23:01

2006/02/23 THU(No.1041)

都市の夕空



 親父の介護保険証が更新されたので、そのコピーを入所している介護施設に届けに行った。これがないと、いざというときに困るわけである。ついでに親父を見舞ったが、元気も元気、ぴんぴんしている。2年前、いよいよ切羽詰って施設に預けたときには4級まで進んでいた介護等級が、いまは1級、ほとんど健常者並みになった。下の面倒さえ自分で見られるようになればいつでも退所できる状態だ。でも、本人は今の施設での暮らしが大層気に入っているとみえて、家には戻りたくないのだそうだ。
 実家に寄ってみたら、母親が待ち構えていて電器屋に連れて行かれた。リビングキッチンの照明が壊れたという。壊れたといっても、3本の蛍光灯のうち2本が球切れし、スイッチの紐が切れただけ。電球を交換して紐を付け替えてやれば正常に戻るわけなんだけど、照明器具をそっくり取り替えて気分転換したいのだそうだ。薄暗い中で一人暮らしをしていると、そういう気分になるというのも分かる気がする。
 で、電器屋で2万円也の蛍光灯を買って付け替えてやった。そしたら、今度は「明るすぎる」と言う。明るさはリモコンスイッチで2段階に調整できると教えても、そのリモコンスイッチをどこに置いたかすぐ忘れるのでダメなんだそうだ。3本の蛍光灯のうち、1本の接続を切ってやったらやっと安心したみたい。でも、何日か経ったら今度は「暗い」と言い出すに決まっている。そういう我侭に付き合うのも長男の役目と諦めるしかないね。
 写真は実家のベランダからの東京である。カメディアには「夕焼」というホワイトバランス設定があるので、それで撮った。発色の具合からして、たぶん色温度設定が8000~9000ケルビンぐらいになっているみたい。それぐらいの高温設定じゃないとこれだけの赤被りにはならない。眼デジであれば、色温度設定が手動でできる機種があるが、コンデジではふつうそれができないので、ちょっと特殊な効果を狙いたいときには便利だ。伊達に10万円を超える正札がついているわけじゃないってことだな。

 去年の12月に「まぐまぐ Books Award」の投票をみなさんにお願いして、めでたくダントツのトップを獲得したことは記憶に新しいが、まぐまぐでの審査が終了して、そのお知らせが届いた。まことに不本意ながら、「大賞」ではなく、次点の「読者賞」だとさ。一応、POD出版という、パンフレットに毛が生えた程度の本にする気があるのなら、自分で編集作業をやれば出してやるよという副賞がつく。しかし、ちゃんとした本にする価値はないというご判断なのだ。写真がメインの本となると印刷費が高い。割に合わんということなのだろう。まったく、バカにした話である。なんのための読者投票だったのか。発信者と読者がいてこその配信スタンドであろうに、その両者の気持ちを踏みにじっているようでは将来はあるまい。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/23 15:56
ISO感度 100
絞り F6.3
シャッター 1/250
露出補正値 -1/3
WB 夕焼
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 16.1mm
(35mm換算 63mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-23 23:20

2006/02/22 WED(No.1040)

早春薫る



 青色申告の計算がほぼ終わった。仕訳表から費用科目ごとに収支項目を抜き出して集計し、機材の減価償却計算をやれば、あとは損益計算書と貸借対照表に数字を書き入れていけばいい。手順自体は簡単だ。でも、最後の最後、貸借対照表の資産の部と負債の部の金額が一致することはまずない。何千行にも及ぶ仕訳表にまったく記入ミスがないということがありえないからだ。一行でもミスがあれば、それがそのまま最後の数字に跳ね返る。毎年、この最後の帳尻合わせがもっとも大変な作業なのだ。合わない金額がでかければ見直してミスを発見しなければならない。でも、大した金額じゃないときは、どこかの項目を改竄してしまう。改竄ったって、姉歯みたいな大騒ぎになることがないのが救いだ。たいがいは雑収入と雑損の中に使途不明という形で入れてしまう。貸借対照表では事業主貸借をいじる。仮に税務調査が入ったとしても、ごまかしは多寡が知れているから、追徴されたって数百円がいいとこ。そんなことで調査に入るほど税務署も暇じゃないだろう。
 税務申告書類の作成なんて、たいがいの個人事業主は税理士に頼むんだろうけど、ボクは毎年自分で全部やってしまう。昔、独学で簿記のイロハを勉強したのが、こんなときに役に立つ。でも、税理士に払うお金が助かるというだけではない。大きなメリットがあるのだ。自分で計算することによって、お金の流れがよく分かるし、無駄遣いの構造が切実に理解できるからだ。たとえば、去年1年間のガソリン代は36万円だったが、一昨年はそれが45万円だったから、9万円節約になった。一方、年間の高速道路利用料は73万円で、一昨年の76万円とほとんど変化なし。走行距離自体はほとんど変わらないと見ていい。ということは、車を買い替えた効果がこの9万円ということになる。
 現像焼付費はわずか11万円で済んだ。まだ主力機材が銀塩だった頃は、これが150万円前後だった。材料費は4万円、一昨年はフィルム代で100万円を超えていたのにほとんどかかっていない。こうしてみると、デジに鞍替えしたお陰で、ずいぶん節約になっていることが分かる。毎年、この時期の大きな負担になる税務申告だが、お国に貢献するというだけではなく、自分のためにも少しは役に立っていると思えば、へこむことはないというわけ。

 昨日に続き暖かな一日だった。空気の匂いがすっかり春めいてきている。写真屋に行ったついでに近所のお寺に寄り道して、梅の花を撮ってきた。ご近所さんの酒仙爺さんが教えてくれた梅である。一番枝振りのいい梅はまだ蕾だったが、紅梅が一株と白梅が一株、三分咲きぐらいの花をつけていた。住職の奥さんがたまたま庭に出ておられた。1年ぶりである。世間話をしてお茶をご馳走になった。檀家でもないボクのことをよく覚えておられて、「毎年、梅を撮りに来られますね」だって。返答に困るよね。暇なもんで・・・とも言えないしねぇ。
 今日のワザは露出補正。背景が暗く、梅の花には日光が直接当たっている。背景の暗さに露出計が引っ張られるので、うんとマイナス補正をかけてやらないとピンクの花が白飛びしてしまう状況だ。使用したカメラはカメディアだが、このカメラの補正幅は最大が2段。ほんとは-3ぐらいの補正をしたいところである。-2では花の一部が飛んでしまっている。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/22 14:46
ISO感度 100
絞り F3.5
シャッター 1/1000
露出補正値 -2.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 35.6mm
(35mm換算 140mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-22 23:56

2006/02/21 TUE(No.1039)

花ほころぶ



 暖かな一日だった。歯医者に行った帰りに本屋に寄って10冊ばかり仕入れてきた。このところ、なんだかんだと忙しかったのでまったく本を読んでいない。本を読まない人間はバカになる。すでにバカなボクみたいな人間は大バカになる。大バカになっては困るので、少なくとも月に10冊ぐらいは読むことにしているのだ。ジャンルは手当たり次第である。文字が書いてあればなんでもいい。今日は、スチーブン・キングとエド・マクベインの文庫本を3冊ずつ、庄野潤三を2冊、レタッチのハウツー本を1冊、野町さんの写真集を1冊。
 越谷梅園を歩いてみたら、紅梅が3、4本、白梅が1本咲いていた。紅梅は一番早いので五分咲き、白梅はまだちらほらである。メインの白加賀という梅干品種は全然。蕾の先っぽがやっと膨らんできた程度で、咲き始めるのは半月後ぐらいだろう。今年はずいぶん遅い。
 梅園のすぐ横にあるゲートボール場で、久しぶりにお年寄りたちを見た。寒い間はまったく見かけなかったのだが、暖かくなって這い出してきたみたいだ。二十四節気ではちょうど今頃が雨水と啓蟄の間ぐらいになる。雪が雨に変わり、地中の虫たちが這い出してくる季節である。お年寄りが這い出してきてもおかしくないわけだ。
 そのお年寄りたちを白梅越しに撮った。満開だったら全然絵にはならないけれど、ちらほらなのでいい感じになる。寒さと暖かさが同居している今頃の時期の季節感はやっぱりこういう感じだろう。

 税務申告書の作成に難渋している。仕訳帳の記帳が一応終わったので、それを元に現金の出入りを抜き出してみたら、なんと、年末時点で99万円も現金残があることになっている。貧乏人の鑑と呼び声高いボクにそんな大金があるわけがなく、これは、領収書なしの出金がまったく記帳されていない結果なのである。財布の中身は実際にはせいぜい5万円ぐらいのものだから、約95万円分の出金をでっちあげないといけないことになる。でも、なんでもいいってわけじゃない。領収書がなくても税務署が納得してくれる出金じゃないといけないわけで、タバコ代とか電車賃とか、せいぜいそういう程度のものしかでっち上げられない。タバコ代ったって、年間400個煙にしたとしても10万円ぐらいのものだし、電車賃だって知れている。後は、鬼嫁にふんだくられたということにするしかない。実際、折に触れて鬼嫁にはふんだくられているから、聞けば総額いくらかは教えてもらえると思うが、ボクにそんな度胸があるわけがない。「たったこれだけしか家には入れていただいてません!」と言われるに決まっているからである。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/21 15:17
ISO感度 100
絞り F3.5
シャッター 1/160
露出補正値 -1.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 35.6mm
(35mm換算 140mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-21 23:29

2006/02/20 MON(No.1038)

雨だれ



 レストランでの撮影最終日、機材の搬出をしなければならないので朝の6時に家を出た。少しでも通勤ラッシュを避けようというわけ。それでも四ツ木から向島あたりは10キロ当たり前の大渋滞、大手町に着いたのは9時を回っていた。撮影開始の10時半までコーヒーを飲んで時間つぶし。1時間も時間があるのだから、そこらへんを歩き回ればいくらオフィス街でもなにかいい被写体に巡り会うチャンスがあるんだろうけど、雨だし、朝飯は食っていないし、とてもじゃないが歩き回る気力はなかった。
 今日の撮影は午前中で終わり。最後に生ビールだのコーヒーだの、飲み物の類を撮って、ご苦労さんでしたのステーキをご馳走になった。なんと、レストランのテーブルで3万円のステーキである。4日間ではじめてご馳走になったのが3万円というのもちょっと複雑な心境。7500円でいいから、毎日ご馳走してもらったほうが良かった。でも、まあ、ご厚意はご厚意、ありがたくいただいた。車なのでワインというわけにいかなかったのが心残り。
 家に戻って機材を片付け、その足で久伊豆神社に行って今日の1枚を撮影。あとは夕方まで青申の続き。1週間も間が開いたので、まだちっとも片付いていない。ネット撮影会の講評書きもやんなきゃいけないし、いったい期日までに終わるのやら、ちょっと心配になっているキットくんなのだ。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/20 15:40
ISO感度 50
絞り F3.2
シャッター 1/80
露出補正値 -4/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 21.3mm
(35mm換算 84mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-20 22:41

2006/02/19 SUN(No.1037)

赤い次元



 明け方まで画像整理をやっていたので起きたのはお昼だった。鬼嫁が露骨に嫌な顔をしている。でも、いつもの耳元掃除機攻撃で叩き起こさなかったのはなぜだろう。なにか心境の変化でもあったのかな?悪い予感がする。
 昨夜のうちに1600枚の画像を150枚前後まで絞り込んでおいた。薄暗い体育館の中で動きのスピードだけが命みたいなスポーツを撮影したわけだから、早い話、止まって写っている写真は1枚もない。したがって、被写体ブレでも絵になっている写真じゃないと使えないわけで、こういう厳しい条件があれば選ぶこと自体はさほど難しくない。とにかく、絵になっていなければ即削除を繰り返していけばいいだけだ。結果、1枚も残らないなんてことになったら困るけど、撮影時点で一応そのつもりのシャッターを切っているから、多少は使えるものがあるという自信はあった。そうでもないとプロなんかやってられない。150枚も残ったのは意外だったが、まあ、ボクもそれなりに苦労が身についてきたというか、逆境に慣れてきたというか、そういうことなんだろう。
 午後はずっとレタッチ作業。シャッター速度を稼ぐためにかなり大幅なマイナス補正で撮った画像があるので、そういう画像のレベル補正をやっておかなくてはならない。室内照明下での撮影なのでホワイトバランスの補正も必要。ほとんどの画像が感度1600で撮ってあったのだが、幸い、ノイズでどうしようもないという画像はなかった。さすがはキヤノンくんである。150枚すべてをレタッチするのに夕方暗くなるまでかかった。
 やっと終わって、さあ、そろそろ晩メシと思っていたら、鬼嫁が「レイトショーに行きたい」などと言い出した。映画が観たいというのだ。おいおい、もうお外は真っ暗、晩メシはどーしてくれるんだ、と思わず口に出してしまいそうになったけど、今日は一日中ご機嫌斜めだったから、とてもじゃないが逆らう勇気はボクにはない。お連れいたしました。
 観たのは「プロミス」。中国映画である。シネコンの別の館ではずっと観たいと思っていた「男たちの大和」もやっていたのだが、どうしても「プロミス」なのだそうだ。はっきり言ってとてもくだらない、マンガみたいな映画だったけど、鬼嫁はストーリーなんかには興味なし、とにかく真田広之が見れればいいのだ。でも、映画館から出てきたときには機嫌が悪いのがすっかり治っていた。我慢して付き合った甲斐があった。
 写真は今日唯一の1枚。映画館のエスカレーターである。2秒を手持ちではタダでさえブレるのに、乗っているエスカレーターがそもそも動いているわけだから、止まる道理がない。こういうときのコツを伝授しよう。ブレても絵になると念じながら撮ることである。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/19 20:53
ISO感度 100
絞り F3.5
シャッター 2秒
露出補正値 -1.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 9.1mm
(35mm換算 36mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2006-02-20 01:34