洗車してきた。この前洗車したのはもう思い出せないぐらい昔のこと。たぶん、1年間ぐらいはただ乗り回すだけで洗車などしていないはずだ。ボクは、車なんてものは動けばいいぐらいにしか思っていないので、白い車が灰色に見えようが黒に見えようが頓着しないのだが、アッシーくんが綺麗な車でお勤めをしないなんてことは職務怠慢もはなはだしい、絶対に許すべきではないと考えている鬼嫁は、事あるごとに「洗え」とおっしゃる。でも、自分でやるのは面倒だし、スタンドでやるのはタダではない。「分かりました」とお茶を濁しつつ約1年・・・というわけ。でも、さすがに新年から薄汚れた車に乗せられるのはプライドが許さんというのかどうか、今日の口調は「洗いなさいっ!」とウムを言わせぬ口調だった。やばいのでスタンドで洗ってもらった。機械洗車である。 でも、1年間の汚れは簡単には落ちないね。言われれば少しは綺麗になったと気づく程度の仕上がり。手洗いしてもらえばもう少しマシなんだろうけど、車をきれいにするがごときに何千円も払うなんて、ボクに言わせればドブに金を捨てるようなもんだ。せっかく綺麗にしても雨や雪が降れば元の木阿弥だし、この冬はけっこうあちこち出かけるつもりなのですぐに汚れてしまうのは目に見えているではないか。 ところで、スタンドで待っている間暇だったので、店長くんにスタッドレスタイヤの値段を聞いてみたら、4本で8万円だって。暮れの雪の日、試しにちょっと車を出してみたら見事にスピンターンしちゃったので、用心のためにも履き替えておいた方がいいだろうと考えてはいるのだが、8万円は高いね。この冬、スタッドレスが一体何度役立つだろうかと考えたら、その都度レンタカーを借りた方が安上がりかも知れない。それに、マンション暮らしでは替えのタイヤの置き場所もない。もちろん、金もない。 【使えるワザ】 出かける鬼嫁をお送り申し上げたついでに草加公園を一回りしてきた。まだ三賀日が明けたばかりの公園はガキどもの天下。木立の奥のほうはまだ暮れの積雪が残っていてけっこう絵になりそうなのに、ヤツらが踏み荒らしてくれるのでポイントがなかなか見つからない。ツバキやサザンカが綺麗に咲いている木を、わざと揺さぶって遊んでいたりする。踏み荒らされて泥だらけになった雪交じりの地面の上に、赤い花が盛大に散るのが嬉しいみたい。ま、気持ちは分かるね。 かろうじてガキどもの魔の手を逃れた地面発見。積もった雪が氷状に固まって、一部が溶け始めている。その模様がなかなかゲージツテキではないか。木漏れ日が氷をキラキラと照らし、そっと足を乗せるとパリッと小さな音がして割れる。子どもたちに揺さぶられて落ちたツバキを一輪拾って来ようかとふと考えたが、あざとくなると思ってやめた。このままでもけっこういい絵になる。
by osampodigicame001
| 2005-01-04 21:15
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