2005/07/12 TUE(No.815)

深夜の特訓



 四国取材では惰眠をむさぼる日々が続いていたので、体が長時間睡眠に適応したと見え、眠くてしょうがない。ホテルと違って、朝は鬼嫁の耳元掃除機攻撃が襲来する関係上、長くは寝ていられない。昨夜は午後10時に帰宅、夕食を食べて、画像の取り込みが5時間、就寝は午前4時だったのに、7時に叩き起こされた。睡眠3時間はいつものことだと多寡を括っていたら、昼間の眠いこと眠いこと、取り込んだ画像の整理をやりながら、つい居眠りしてしまう状態が続いた。気持ちが集中しないので、恒例のダメ画像削除作業がちっとも進まない。8日間の総撮影枚数が1,610枚、通常なら多くとも500枚ぐらいには絞れるはずなのに、なかなか1000枚を切らないのだ。いざとなったときに使えない画像を保存していても無駄だし、なにより、ダメ画像を遠慮会釈なく削除して行く過程が次のステップに繋がるわけだから、一連の仕事の中でいわばもっとも大切な作業なのに、それが進まないので参ってしまう。結局、一日だらだらとデスクの前で過ごし、一歩も外出できなかった。
 というわけで、今日は一枚も写真を撮っていないし、メルマガ配信も留守中の8通をイッキにやっつけたので、それだけで精力を使い果たした。なんだか腑抜けみたいなキットくんなのだ。


【使えるワザ】
 写真は7/8の撮影。徳島のホテルに入り、近所の銭湯に行った。ゆったりのんびりと風呂に浸かるつもりだったのだが、全身刺青のおにいさんが4人も団体でおいでになったので、そうそうに引き上げた。ボクみたいな善良な面構えの人間は、彼らにとっては絶好のカモに見えるらしく、棚田でじいさん、ばあさんを相手に無駄話をするというような、のほほんとした関係は築きにくい。話しかけられでもしたらどうなるか責任は持てないのだ。
 町には、うるさいぐらいにお囃子の音が響いている。なんと、5月からこういう状態なのだそうだ。町中が年中阿波踊り状態というわけ。音のするほうに行ってみたら、川沿いの公園で何組もの団体さんが踊りのお稽古をやっていた。大人たちだけではなく、小学生のグループも何組かいる。さすがは本場である。ベンチに座って缶ビールを飲みながらしばらく見物させていただいた。
 街灯の灯りしかないので、感度をISO400まで上げて絞りを開放しても1.3秒の長時間露光になる。手持ちで撮る状況ではないのだが、ホテルまで三脚を取りに戻るのは面倒だし、そこまでして撮りたいわけでもない。手ブレ覚悟で数枚撮った。
 もちろん、手ブレしないなどとは考えられないわけだから、手ブレしても絵になるようには考えている。この写真の場合、子どもたちの体は手ブレしなくても被写体ブレになるし、静止している物体は手ブレして写る。ただし、止まったり動いたりしている足の部分だけは、うまくすればブレないで写せるチャンスがある。なぜなら、足首の部分はそれが止まっている時間だけ露光することになるわけだから、全部で1.3秒のうちの何分の一かの露光になる理屈だからである。実際、この写真では1.3秒の間に踊り手が4歩進んでいるので、1歩あたり1/3秒の露光で済んだ勘定だ。ぶれぶれの写真だけど、それなりに面白い絵になった。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 05/07/08 10:44
ISO感度 400
絞り F3.5
シャッター 1.3秒
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 35.6mm
(35mm換算)(140mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

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by osampodigicame001 | 2005-07-14 10:04
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