ずっと立ちっぱなし、うつむいて仕事をしているので腰と肩、首がごちごちに凝って痛いけれど、仕事のリズムが体に馴染んできたとみえて、気分的にはかなりリラックスして1日が過ごせるようになってきた。検査作業のスピードや正確さもヌシおばたちとどっこいどっこいになってきたから、嫌味半分の干渉もまったくなくなり、自分なりに楽しみながら時を過ごすことができる。つまり、手と眼はフル稼働でも、脳味噌は別のことをできるようになってきたのだ。昨日までは脳味噌まで仕事に占領されていたことを思えば、たとえわずかな、しかも、ろくに役にも立たない脳味噌ではあるけれど、自分のものとして戻ってきてくれたような感じがして、仕事の辛さがあまり気にならなくなった。 同期の2人はずいぶん楽な仕事に配転になっているみたいで、同じ時給なのにこれじゃ割に合わんという気持ちもなくはないが、他人と比較してみてもしょうがない。自分自身のことさえちゃんとやっていればいいわけで、所詮は不平等な世の中だと達観するのが心安らかに過ごす術だ。昨日と同じでとても忙しい1日だったけど、気疲れがない分、短く感じた1日だった。 ただ、問題は今日の一枚である。遅くとも5時5分には職場を出ることにしているけれど、その時間の関東地方はとっくに日が暮れている。昨日みたいにうんと早起きすれば別だが、そうでなければ撮影チャンスは夜しかないわけで、このところ連日のように夜景、それも通勤途中の元荒川というワンパターンに陥っている。今日の写真にしたって夜景だし、元荒川である。「えーっ、またかよ!」という読者の声が聞こえてきそうで、内心びくびくしているのだ。この予期せぬ仕事が終わる7日までは、なんとかしたいけれどもなんともならない。基本的に室内ブツ撮りというのが嫌いなので、この時期、他のバリエーションがないもんな。こういうときに、なんでも撮れるという器用な写真家さんたちがうらやましくなる。あ、ボクだってなんでも撮れるんだよ。ただ、好き嫌いが激しすぎるというだけ。人間ができていない証拠だな。 ところで、明日の夜から明後日の未明にかけて四分儀座流星群が極大になる。毎年1月の4日がこの流星群の日であるわけだが、流星群というのは、たまたまそれが観察できる時間帯が夜間で、かつ、月が満ちていないという条件がつくため、なかなかまともに観察できないものなのだ。ところが、今年の四分儀座流星群はそういう条件が何年ぶりかに整うそうだ。できれば撮影したいと思っている。国立天文台の予想では、4日の3時~4時ぐらいが一番いいらしい。 でも、翌日は(当日は)仕事である。派遣契約なので休暇などはない。明け方まで撮影していたら、その日は仕事にならんだろう。こういうことがあるのでサラリーマンを辞めたはずが、今頃になってまた同じ悩みに見舞われる。さてさて、どうしたものであろうか。 カメラ OLYMPUS Camedia C8080 WZ 撮影日 06/01/02 17:15 ISO感度 50 絞り F3.2 シャッター 3.2秒 露出補正値 -2.0 WB オート 露光方式 絞り優先AE 測光方式 評価測光 合焦方式 スポットAF 焦点距離 10.5mm (35mm換算 (41mm) その他 三脚 レタッチソフト ちびスナ
by osampodigicame001
| 2006-01-02 21:04
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