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2006/02/06 MON(No.1024)

春まだき



 血尿の原因を突き止めるべく、本日は本格検査に臨んだ。造影剤を血管に注入しX線を照射するMRIと呼ばれる検査、それと細胞診である。朝飯抜きでお昼まで、ずいぶん時間はかかったけれど、結論から言うと「文句なしの健康体」、つまり、なーんもないのだった。ボク自身はほぼ確信を持ってなーんもないと思っていたので予想通りであるが、鬼嫁は加虐対象に倒れられては生き甲斐を失うと思ってけっこう心配していたみたいで、結果を聞いてほっとした顔をしていた。
 MRI検査で使用する造影剤はいくつか種類があるみたいなのだが、どれもかなりの確率で副作用がある。嘔吐や悪心は100人中3、4人というから当たる確率は決して低くはない。酷いときは呼吸困難や意識消失まであるらしく、事前に、なんかあっても文句言わないよという書類にサインを求められる。
 注入量は多くはない。牛乳瓶1本分より少ないぐらいだ。それを点滴で静脈に流し込むわけだが、血液に入った造影剤が腎臓に届き、さらに、そこで製造される尿に混じって尿管から膀胱に流れ込む。その過程を逐一X線撮影するのである。当然ながら時間がかかる。検査室のベッドに横になったまま、かれこれ1時間近くもじっとしていなければならない。元々が鈍感を絵に描いたような人間なので、副作用の「ふ」の字もなかったし、横になっている間はぐっすりと眠っていた。ねいちゃん看護人に、「ここで熟睡された方はあなたが初めてです」なんてバカにされたけれど、静かだし暖房は効いているし、寝不足解消には絶好の場所なのだった。

 家に戻って書斎に篭った。いよいよ青申に手をつけざるを得なくなってきたからだ。うかうかしてると提出期日に間に合わなくなってしまう恐れがある。1年分の領収書がダンボール一杯、毎年少なくとも2週間はこれにかかりきりになる。しばらくは、「暇があったら伝票入力」が合言葉だ。
 しかし、今日は寒かった。どんよりとした曇り空が終日晴れず、なんでも、夜半からは雪になるそうだ。病院の帰りに越谷梅園を見てきたけれど、例年なら咲いているはずの紅梅ですらまだ蕾が固く、白梅に至っては蕾というより、ただのブツブツじゃねーかという程度。あんまり寒かったのでろくに撮影もせずに帰ってきた。なので、今日の1枚はほんとのこれ1枚きりである。


撮影データ
カメラ

OLYMPUS Camedia C8080 WZ
撮影日 06/02/06 12:51
ISO感度 50
絞り F2.8
シャッター 1/500
露出補正値 -1.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 14.3mm
(35mm換算 56mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ

by osampodigicame001 | 2006-02-06 21:37
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